引退撤回!? クリスチャン・リード、AMGにスイッチしたアイアン・リンクスからWECフル参戦へ

2025年1月17日(金)12時24分 AUTOSPORT web

 ル・マン24時間レースの常連であるクリスチャン・リードが、アイアン・リンクスとともに、2025年のWEC世界耐久選手権LMGT3クラスのフルシーズン・キャンペーンに参加することが明らかになった。


 FIA国際自動車連盟によるドライバー・レーティングで“ブロンズ”に分類されているドイツ人ドライバーは、ランボルギーニからメルセデスAMGにメーカーをスイッチしたアイアン・リンクスの61号車メルセデスAMG GT3エボのステアリングを握り、来月末に中東で開催されるシーズン開幕戦『カタール1812km』から2025年のLMGT3キャンペーンを開始する予定だ。


 リードは、2023年末にLMGTEアマクラスが廃止され現在のLMGT3に置き換わったタイミングでドライバーを引退し、フルシーズン・キャンペーンから遠ざかっていたが、それ以前は同選手権が2012年に始まって以来、毎年のル・マン24時間を含むすべてのラウンドに参戦していた唯一のドライバーだった。


 前述のとおり一度はドライバーキャリアを締めくくったリードだったが、昨季2024年は自身がオーナーを務めるプロトン・コンペティションからサンパウロと富士の計2ラウンドに代役参戦し、フォード・マスタングGT3をドライブしている。


 リードのプロトンチームは、WECとELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの両方での過去のコラボレーションを通じてアイアン・リンクスと関係を築いてきた。


 オーナーがライバルチームのドライバーとなるものの、プロトン・コンペティションは引き続きポルシェ963のカスタマーカーでハイパーカークラスに参戦するとともに、LMGT3クラスでは2台のマスタングGT3を走らせる予定だ。



プロトン・コンペティションのフォード・マスタングGT3 2024年WEC第7戦富士


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