「二刀流復活」を“疑問視”した通算762発のレジェンド 大谷翔平は「DHのままで自分のベストを尽くすべき」
2025年1月29日(水)5時30分 ココカラネクスト
ボンズ氏が大谷の二刀流復活を疑問視した(C)Getty Images
メジャー歴代最多762本塁打の金字塔を打ち立ててきたバリー・ボンズ氏が、米ポッドキャスト番組『Foul Territory』で大谷翔平の「二刀流復活」を疑問視する発言をした。
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大谷は昨季、右ひじ手術のリハビリのために打者に専念し、前人未到の「50−50」を達成した。そんな大谷について「彼はDHのままで自分のベストを尽くすべきだ」と主張した。
そして「彼は素晴らしい選手だ。(二刀流は)彼を疲れさせるだろうし、彼には負担が大き過ぎると思う。チームにもたらすものを考えると、うまくいっているものをなぜ変える必要があるのか」とした上で、もし投手としてマウンドに上がるなら「彼はとても堅実で一生懸命なので、リリーフとして入ってくるのがいいと思う」と提言した。
さらに、「投手・大谷」については「スライダーが素晴らしい。スプリットもそうだし、すべてが素晴らしい」と絶賛。ただ、「1、2イニングを投げるくらいならいいが、うまく維持しないといけない」と、過酷さを強調した。
ドジャースで初めて二刀流としてプレーすることになるであろう2025年。日本でも開幕戦を控えており、さらに盛り上がることが必至。大谷は再び先発としてマウンドに上がることが予想されるが、実際に大谷にとって投打でどんな活躍のシーズンとなるのか、注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]