佐藤琢磨がJRPA写真展トークショーに登場。2018年は「チャンピオンを目指したい」

2018年1月30日(火)2時15分 AUTOSPORT web

 1月29日、開催最終日を迎えた日本レース写真家協会(JRPA)写真展『COMPETITION』の会場に、2017年にインディ500を制した佐藤琢磨が登場し、ファン向けのトークショーに出演した。


 JRPAは、新聞・雑誌、WEB等での報道目的を主体に、国内外の二輪・四輪の公認モータースポーツイベントを撮影する、1971年に設立されたモータースポーツフォトグラファーの団体。2018年は1月18日から六本木のアクシス・ギャラリーで写真展を開催しており、連日多くのファンが訪れていた。


 そんな写真展のラストを飾ったのは、たびたびこの写真展でトークショーに出演してきた琢磨だ。今回は、抽選に当選したファンが集まり、会場上にあるスペースを使って、新たに『インディ500チャンピオン』の称号を得て姿をみせた。


 19時30分からスタートしたトークショーでは、まずJRPA小林稔会長からあいさつがあった後、セブリングでのテストを終え帰国したばかりの琢磨が登場。まず琢磨にはインディ500優勝や、JRPAへの長年の協力に感謝し、JRPAアワード栄誉賞が贈られた。


 さらに、1月28日生まれの琢磨に誕生日ケーキが贈られ、笑顔でイベントをスタートさせたが、今度は琢磨からサプライズが。なんと、インディ500優勝のボルグワーナートロフィーに代わって受け取ったばかりの、ミニチュア版トロフィー“ベイビーボルグ”の本物を琢磨が持ってきてくれたのだ。もちろん本邦初公開。


「大きな会場だったり、オフィシャルなイベントが多かったりしたので、これくらいの人数がちょうどいい」とJRPA所属で、長年琢磨を撮影してきた松本浩明カメラマンとトークショーを行った琢磨。キャリア初期から振り返りつつ、F1時代やインディ時代、今シーズン等、松本カメラマンの写真で振り返っていった。


 途中、琢磨は安心できる環境だからか、ふだんなかなか聞けないような軽快なトークを披露。気になる2018年については、まだテストが満足にこなせなかったものの、琢磨のイチ押しはカラーリング。「スゴくカッコいい。まわりのドライバーからも『すごくいいな』と言われました」と笑みを浮かべた。


 ファンから寄せられた質問に答えるコーナーでは、「インディ500に勝つか、インディカーのチャンピオンを獲るか」というものも。これについて琢磨は、「2018年はチャンピオンを目指したい」と回答。会場からは拍手も起きた。トークショー出演後、1階のル・ガラージュでマシンのモックアップと対面し、さらに地下1階にある写真展会場を訪れた琢磨は、タペストリーにサインを入れたり、松本カメラマン以外の写真も興味深く見入っていた。

JRPA小林稔会長と松本カメラマン、琢磨。松本カメラマンが持つのが“ベイビーボルグ”
長年ともにサーキットで過ごした琢磨と松本カメラマン。トークはふだん聞けない内容となった。
トークショーでF1時代を振り返っていった琢磨
JRPA写真展で自らを写した松本カメラマンの写真と対面した琢磨
JRPA写真展に展示されたタペストリーにサインを入れる琢磨
トークショー後、1階のル・ガラージュを訪れた琢磨
写真展を興味深げに眺める琢磨


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