レンヌデビューの古橋亨梧を新指揮官はどう評価した? 守備面や影響力に賛辞「求める役割を完璧に果たした」「笑顔も見せている」

2025年2月5日(水)11時30分 ココカラネクスト

まだ連係構築には時間がかかりそうだが、デビュー戦を勝利で終えたのは朗報だ(C)Getty Images

 セルティックからリーグアンのレンヌに移籍となった古橋亨梧が、先発で新天地デビューを飾った。現地時間2月2日(日本時間3日)に行われた第20節ストラスブール戦にスタメン出場し、1-0の勝利に貢献。本拠地ロアゾン・パークで66分間にわたり、3トップの一角としてプレーした。

【動画】古橋享梧がマンチェスター・シティ戦で決めたファインゴールを見る

 先月末、レンヌへの移籍が発表され、直後の公式戦で先発起用された古橋。試合を通じて、決定機などに絡むことはできなかったものの前半終了間際には、DFラインとの駆け引きから味方のクロスに合わせるプレーや、ミドルレンジからシュートする場面もみられた。

 4シーズンに渡りエースストライカーとして出場を続けたセルティックでは、多くの国内タイトルももたらし、自身も得点王に輝くなどの実績も残した。今冬の移籍市場でそのセルティックを離れることとなり、レンヌ加入後には、チームの不振から監督交代という事態に見舞われるも、初のフランスリーグのピッチで躍動した。その内容には、欧州各メディアにおいて様々な評価が下されている中、この試合がレンヌでの初采配となったハビブ・ベエ新監督が日本人プレーヤーに対し賛辞を送っている。

 英紙『Daily Record』では、古橋のデビュー戦を報じるトピックの中で、「セルティック時代の英雄は得点こそなかったものの、新指揮官からはオフ・ザ・ボールの動きを評価された」と試合後の反応を伝えている。ハビブ・ベエ監督は、「フルハシは我々が求める守備の役割を完璧に果たした。それは評価されるべきことだ」とプレーを振り返ったという。また他にも、以下のような言葉で古橋を称えている。

「彼にとっては新しい文化、新しいサッカーだが、彼自身は楽しんでいると思うし、笑顔も見せている。(チームメイトの)アリドゥ・セイドゥもそうだが、こういう選手たちは練習場に来るだけで周囲を明るくする。彼らのエネルギーに引き込まれそうになるほどだ。楽しむという意識こそが、さらなる成長につながるんだ」

 移籍初戦でスタメン出場を果した古橋に向け、指揮官はチームへの影響力についてもポジティブな見解を示している。新たなステージでの戦いが幕を開け、今後はさらに自身の特徴である得点力の発揮にも期待が寄せられることになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「デビュー」をもっと詳しく

「デビュー」のニュース

「デビュー」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ