エヴァートンのサポーター、スタジアムを黄色に染め抗議活動…「自分が何をしているのか分かっていない」

2024年2月5日(月)8時18分 サッカーキング

抗議活動を行ったエヴァートンのサポーター [写真]=Getty Images

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 エヴァートンのサポーターが、プレミアリーグに抗議の意を示した。3日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 プレミアリーグは昨年11月、エヴァートンが2021−22シーズン終了期間において、同リーグが定めた「収益と持続可能性に関する規則(PSR)」に違反したことが確認されたと発表。クラブに対し、勝ち点「10」剥奪処分を科した。制裁を受けたエヴァートンは、「プレミアリーグ独立委員会の裁定に衝撃を受け、失望している」と声明を発表し、控訴を決定。審議は7日から9日まで行われ、最終決定は2月中旬までに発表される予定となっている。

 そんななか、3日に行われたプレミアリーグ第23節のトッテナム戦で、エヴァートンのサポーターが大規模な抗議活動を展開。リーグのロゴと、「自分が何をしているのか分かっていない」というメッセージが記されたイエローカードを、数千人のサポーターが掲げ、強い抗議の意を示した。この抗議活動はキックオフ前のみならず、剥奪された勝ち点「10」に準えて、試合開始後の10分にも実施。エヴァートンの本拠地である『グディソン・パーク』が黄色く染め上げられるという異様な光景が広がった。

 なお、エヴァートンのサポーターによる抗議活動は、今シーズン数回行われており、昨年11月25日に行われたマンチェスター・シティvsリヴァプールの一戦では、『エティハド・スタジアム』の上空に、「プレミアリーグ=腐敗している #UTFT(※アップ・ザ・×××・トフィーズ、トフィーズはエヴァートンの愛称) #EFC」と書かれたバナーを掲げた飛行機を飛ばした。また、同月26日のマンチェスター・ユナイテッド戦では、ホームスタジアムに集まったエヴァートンのサポーターが、リーグのロゴと「腐敗」と記されたピンクのカードを掲げて抗議している。

サッカーキング

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