来日のメッシ、7日出場可否は「まだわからない」　神戸について「アンドレスが気になって試合結果を見ていた」

　インテル・マイアミは、日本でのプレシーズンマッチ「Inter Miami in Tokyo 2024」の開催に向けて、試合前日の記者会見を実施。チームを代表してリオネル・メッシが登場した。

　1月下旬からアジアツアーを開催しているインテル・マイアミは、5日に来日。7日には『国立競技場』でヴィッセル神戸と対戦する。

　記者会見に登壇したメッシは、「これまでにも何度か、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、アルゼンチン代表の一員として、日本には来ていて、そのたびに日本の皆さんには温かく迎えていただいていますので、この国に戻って来れて嬉しく思っています」とコメント。

　そして、対戦相手のヴィッセル神戸については、「アンドレス（イニエスタ）がプレーしていたチームとして知っています。彼がどうしているのか気になって、試合結果をニュースで見たりしていました。直近のJリーグの王者として非常に手強いチームであることは分かっています」と印象を語り、試合に向けて、「私たちにとっては、MLSの開幕に向けて、非常に重要な準備の期間ですし、長いツアーで時差の影響も大きいが、明日の試合ではベストを尽くして、チームが何らかの成長を遂げて、リーグ戦に向けて収穫を得られるようにしたいです」と意気込みを語った。

　なお、来日前の4日に行われた香港でのプレシーズンマッチで、メッシはコンディション不良により出場せず、同国内で大きな批判を浴び、香港政府が声明を出す事態となっていた。

　この一連の騒動について質問を受けたメッシは、「本当に僕が悪かったです。サウジアラビアでの試合で、内転筋に違和感を感じ、次の2試合目ではその状態を見る意味合いもあって、終盤に少し出場しました。MRIを撮った結果、ケガというほどではなかったですが、違和感は続いていました。香港でも本当に多くの人に集まっていただいたので自分としてもプレーしたかったですが、残念ながら難しいということになりました。こういうことはサッカーにつきものですし、どんな試合でも起こりうることではありますが、香港でのことは本当に残念でした。こういった長旅を経て、香港では楽しみにしてくださった方々がたくさんいたので、なんらかの機会を得て、また香港でプレーできたらと思います」とコメントした。

　そして、気になる明日の出場可否については、「午後の練習であらためて自分のコンディションを確認したいです。ここ数日間で良くなっているんですが、まだ明日プレーできるかわからないです。良くなっている感覚はあります」と説明していた。