今夏移籍も?田中碧にリーズが「プレミア昇格後に疑問抱く」と現地報道

2025年5月2日(金)7時28分 FOOTBALL TRIBE

田中碧 写真:Getty Images

 リーズ・ユナイテッド所属の日本代表MF田中碧は、好パフォーマンスを維持してプレミアリーグ昇格に貢献。しかしクラブから信頼を得られず、2024/25シーズン限りで退団の可能性もあるとみられる。


 リーズの専門サイト『リーズ・ユナイテッド・ニュース』は1日に「プレミアリーグ昇格後、リーズは田中に疑問を抱く」という見出しのもと、日本代表ミッドフィルダーについて特集。イングランド2部リーグ42試合の出場で5ゴール2アシストという田中の結果について「言語の壁があるにもかかわらず、イングランド2部で最高のミッドフィルダーだ」と絶賛。ドイツ2部リーグが全34試合であり、イングランド2部リーグは全46試合と、フォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズへの移籍により試合数が増えたことに着目した上で、「試合のレベルと数がかなり異なるが、田中は見事な活躍を見せている」と評している。


 しかし、同メディアは「田中はプレミアリーグでフィジカル面での耐性など、あらゆることが試される」と指摘。これによると、クラブ幹部は田中がプレミアリーグのトップレベルの試合でフィジカルとスピードに対応できるかどうか疑問を抱いているという。


 そんな田中とリーズの契約期間は2028年6月30日まで。現時点でリーズ退団の可能性は現地で報じられていないが、CAA Base所属の代理人であるジョエル・パニック氏は4月末に選手本人と面会。会話内容は明らかになっていないが、移籍に向けての準備である可能性も考えられる。


 日本代表の中盤を支え、2026年のFIFAワールドカップ出場を目指している田中。自身初となる欧州5大リーグでのプレーを期待する声は多いが、リーズ首脳陣の決断によって去就が左右されるかもしれない。

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