Jリーグに続き…メッシらスター集結のMLSも「秋春制移行」検討を加速、27年までは春秋制維持か

2025年4月11日(金)15時39分 サッカーキング

MLSが「秋春制移行」へと近付く? [写真]=Getty Images

 メジャーリーグサッカー(アメリカ合衆国1部リーグ ※略称MLS)が、「秋春制移行」の検討をこれまで以上に進める模様だ。10日(現地時間)、アメリカ合衆国メディア『FOXスポーツ』が伝えている。

 Jリーグでは2026年から2027年にかけてのシーズンから秋春制への移行を実施することが決定しているが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシら多くのスター選手がプレーしているMLSでも秋春制移行の議論が続けられている。これまで春秋制を採用してきたMLSでは、リーグ開幕が2月で閉幕が12月。ヨーロッパをはじめとする世界の主要リーグの多くが秋春制をしているため、移籍や国際大会開催時期などの絡みから「春秋制→秋春制」に変更するメリットは大きい。

 一方で、Jリーグでは特に積雪の影響を受ける地域のクラブなどから、冬をまたぐ秋春制への変更に懸念の声が挙がった。MLSでも同様の問題が発生しており、ミネソタ・ユナイテッドやシカゴ・ファイアーといった厳しい冬の天候と戦わなければならないクラブにはスタジアムや練習施設の積雪対策、スタジアムアクセスの問題など様々な問題が重くのしかかる。

『FOXスポーツ』は「MLSは潜在的な変更が2027シーズンまでは発効しないと述べている」と、秋春制移行は少なくとも2028年以降になることを明示。「秋春制の採用をさらに検討するだろう」とし、より具体性を持った議論が深められていくことを示唆した。

サッカーキング

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