【日本ハム】今季8人体制の助っ人陣をどう生かしていくか クリーンアップ候補に リードオフマンまで【野手編】

2024年2月7日(水)7時0分 ココカラネクスト

108発砲レイエスは持ち前の長打力を発揮できるか(C)Getty Images

 オフに12球団1ともいえる、怒涛の補強ラッシュを見せた日本ハム。育成を含む6人を獲得、昨季からの残留組となったアリエル・マルティネス、ブライアン・ロドリゲスを加えた8人体制でシーズンに臨むことになった。

 1軍では最大で4人までしか登録できないため、豊富な戦力をめぐって、どんな〝最適解〟を示すのか、新庄剛志監督の力の見せどころといえそうだ。

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 今回は野手として新たに加わった2名の助っ人をみていきたい。

 まず指揮官からリードオフマン候補として活躍が期待されるのが、アンドリュー・スティーブンソン(前ツインズ・29)だ。

 スティーブンソンの武器といえば、何といっても足と守備力にある。昨季は3Aで打率・317、16本塁打、57打点、44盗塁をマーク。センターラインを固める意味でも指揮官も中堅起用も視野に入れ、1、2番候補として期待を寄せる。

 そして、長距離砲として期待されるのが、通算108発砲のフランミル・レイエス(前ロイヤルズ・28)だ。日米複数球団の争奪戦が伝えられる中、日ハムが見事、大金星を射止めた。メジャーでは2度のシーズン30本塁打を記録と、右の大砲候補としてポイントゲッターの役目が期待される。

 今季のチームでは「KJM砲」として清宮幸太郎、野村佑希、万波中正の若き3人のクリーンアップが軌道にのることが期待されていたが、その内の一人、清宮は沖縄先乗りでの自主トレ中に左足を負傷。ゲーム復帰まで5週間の見込みとの診断を受けており、3月29日の開幕戦に間に合うか微妙な状況。

 清宮が打線から欠けるとなれば、レイエスの調整次第ではクリーンアップ抜擢も出てきそうだ。

 これら助っ人外国人に加え、チームではオリックスからFA移籍した左腕、山崎福也の加入など、戦力の充実度から混パの台風の目になるという見方もある。

 果たして、助っ人8人が優勝に欠かせないピースとなれるか。新庄監督の変幻自在のタクトにも注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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