【ロッテ】高卒3年目右腕・田中晴「早く中6がしたい」 7回2安打無失点でチームトップ3勝目

2025年5月28日(水)0時1分 スポーツ報知

力投する田中晴也(カメラ・越川 亙)

◆パ・リーグ ロッテ6—4オリックス(27日・ZOZO)

 ロッテの高卒3年目右腕・田中晴也投手がオリックス戦に先発し、自己最多タイ7回で96球を投げ、2安打無失点の快投でチームトップの今季3勝目を手にした。

 6回は、先頭・若月を二飛に打ち取ると、続く広岡はスライダーで空振り三振で奪うと、マウンド上で気迫のガッツポーズを見せた。決め球は渾身の変化球だっただけに、「今年、自分の中では最近手応えがいい球なので。そういった意味でうまく投げられたんで、そこがうれしかったです」と充実の表情を浮かべた。

 吉井監督からは将来的には「中5、6で投げてもらわないと」と期待をかけられている。田中晴は「自分はとにかく早く中6がしたいので、自分も意識してやってますし。いつでも中6で任せてもらえれば、いける自信はあるので、その準備はもうすでにできてるかなと思ってます」と頼もしくうなずいた。

 マウンド上では1球ごとに大量にロジンバッグを使用する右腕。4回の先頭・西川の打席直前には、白い粉がマウンド上に大量に舞い上がり、名幸球審から注意を受けるほどだった。「自分は手汗を人よりかく。ロジンがないと自分は投げられない。気を付けたいなと思います」と反省。その後は、足元付近の低い位置でロジンを触って対策していた。キャッチボールなどからロジンを使用しているといい、「付け方は工夫はしてるんですけど。バッターも見えづらかったら、お互い対等な勝負ができない。しっかりお互いがいい準備ができるよう、自分も工夫したい」と話した。

スポーツ報知

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