「通算226発男」が再契約でメッツの若手に与える“影響” 「すべての重要なピースを確保」MLB公式が指摘
2025年2月7日(金)11時0分 ココカラネクスト

アロンソがメッツと再契約したことで起きる影響とは(C)Getty Images
メッツからFAとなって去就が注目されていたピート・アロンソがメッツと再契約した。米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者によれば、契約内容は2年総額5400万ドル(約82億円)だといい、「2年契約で、1年後にオプトアウトする権利も含まれている。今年の年俸は3000万ドル(約45.6億円)になる」と報じた。
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また、『MLB公式サイト』は、アロンソがメッツに復帰することで「メッツは(若い)選手たちに時間をかけて成長させる自由を与え、来年、そしてその後も毎年ワールドシリーズ優勝を目指すチームのために、直ちに活躍しなければならないというプレッシャーをかけずに済むようになる」と指摘。
アロンソがチームにいる間に、昨季111試合で27本塁打を放った25歳のマーク・ビエントスら若い選手たちの成長をじっくり見守ることが期待できるとしている。
そして、アロンソを「メッツのレジェンドだ」と称え、「通算226本塁打を誇るアロンソは、今年27本塁打を打てば、デビッド・ライト(242本)、ダリル・ストロベリー(252本)を抜いて、メッツの歴代最多記録保持者になる」と説明し、メッツの歴代記録を塗り替える期待が寄せられている。
同サイトは「メッツは球界最高の選手の一人と契約し、彼を取り巻くすべての重要なピースを確保した」とし、アロンソとの再契約にも成功し、ヤンキースからFAでフアン・ソトも獲得した。今季は強力なメッツ打線から目が離せなくなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]