マンCサポーターの“横断幕”をエネルギーに変換! POTM選出のヴィニシウス「逆にそれが力になる」
2025年2月13日(木)3時21分 サッカーキング
マンチェスター・シティのサポーターが掲げた横断幕 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグが11日に行われ、レアル・マドリードは敵地でマンチェスター・シティと対戦した。試合は19分にアーリング・ハーランドの得点でホームチームが先制に成功。レアル・マドリードも60分にキリアン・エンバペが同点ゴールを挙げるが、80分にハーランドからPKを決められて再びリードを許してしまう。それでも6分後にブライム・ディアスの得点で追いつくと、後半アディショナルタイムにはジュード・ベリンガムが値千金の逆転弾を獲得。レアル・マドリードが3−2で勝利し、アウェイで先勝を収めた。
この試合では左のアタッカーとして先発したヴィニシウス。敵地『エティハド・スタジアム』に乗り込んだ一戦は、試合前から独特な雰囲気に包まれる。マンチェスター・シティのサポーターは、同クラブに所属するスペイン代表MFロドリがバロンドールにキスする写真と“STOP CRYING YOUR HEART OUT”(泣くのをやめて心を強く持って)というメッセージが書かれた横断幕を掲出。これはイギリスのロックバンド『オアシス』の曲名ではあるものの、ロドリとのバロンドール争いに敗れたヴィニシウスを揶揄するものであると解釈される。
試合後に横断幕について問われたヴィニシウスは「横断幕?見えていたよ」と認識していたことを告白。続けて「でも、相手サポーターが何かやってくると、僕にとって逆にそれが力になる。素晴らしい試合をするためのエネルギーになるんだ。ここでもそうだったね」と口に。実際に同選手は1アシストを記録しながらマンチェスター・シティ戦のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。アウェイでチームを先勝に導いた。
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