ワイドナショーで急逝したつば九郎担当スタッフを追悼 前園真聖は7年前に大慌て「やめなさい!」

2025年2月23日(日)20時44分 スポーツニッポン

 フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)が23日に放送され、出演者たちがヤクルトの人気マスコット「つば九郎」の魂をデビュー時の1994年から担い、16日に急逝した担当スタッフを追悼した。

 番組にレギュラー出演している元サッカー日本代表MFでタレントの前園真聖(51)は2018年8月1日のヤクルト—広島戦(神宮)で始球式を行っており、4日後の5日にその様子が番組でオンエアされている。

 今回は当時のVTRを振り返り、始球式前に前園とつば九郎が初対面を果たした場面から放送。以前につば九郎が前園のいないところで前園をいじったことがあったため、つば九郎はそのお詫びとして始球式に招待したという。

 だが、お詫びとはもちろん単なるポーズだった。つば九郎は両腕で車のハンドルを回すしぐさを見せると、続いてガンガンと何かを殴る大きなジェスチャーを見せ、前園がかつて起こした事件をまたも禁断の大いじり。前園は「やめなさい!」と大慌てで、暴走するマスコットを制止にかかった。

 それでも、つば九郎が当時新婚だった前園にお詫びも兼ねて「ぷれぜんと」があると告げると、「うれしい。そんなサプライズがあると思ってなかったから」と喜んだ前園。だが、次の瞬間、つば九郎が差し出したのは自身のイラストが入った焼酎で、これにも「焼酎ダメね!焼酎はダメよ…」と慌てる前園だった。

 そして、最大の見せ場はグラウンドに下りてからだった。前園は元サッカー日本代表選手らしくボールを華麗にリフティングしながら颯爽とマウンドへ…のはずが、ここでつば九郎がまさかのタックル。あえなく転倒した前園の“シンジラレナイ”と言いたげに固まった顔が印象的で、この日もつば九郎の完全勝利となった。

 前園はこのシーンについて「リフティングで始球式に出ていくっていうのは聞いてたんですけど、途中でつば九郎がタックルしてくるのは全く…(聞いてない)」と回想。「野球場でリフティングする自体も緊張したんですけど、落とさないように集中してたんですけど、まさかタックルがくるとは思ってなかった」と予想を超えてくるつば九郎の愛ある悪ふざけを懐かしんだ。

 「あのあと、動揺して…投げたんですけど、山なりのボールがいって。タックルが一番盛り上がりました。あれに助けられました」と感謝した前園。

 また、西武ファンで知られるウエンツ瑛士(39)は「いやもう初めてじゃないですか?マスコットがいじる側に回るっていうね。悪い!結局、(可愛らしい)フォルムが中和してますけど、ピックアップしたら相当悪いんですよ」とぎりぎりを攻めるセンス抜群の毒舌と“フリップ芸”に賛辞を送った。

 ソフトバンクファンの武田鉄矢(75)も「これはやっぱり傑出したキャラクターですよね。ほかのキャラクターがちんまりと物事をうま〜くコンプライアンス守ってるのに比べてね、悪魔とダチ(友達)のつば九郎は…良かったなぁ…」としんみり。

 オリックスファンの東野幸治(57)も「マスコットキャラクターの新しい道の分岐点にもなった。つば九郎さん、本当にありがとうございました」と感謝していた。

 

スポーツニッポン

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