QT3位の藤田かれんが初ダイキンで予選突破 「いつかは…」見据える先にある副賞は…
2024年3月2日（土）8時30分 ALBA Net
いつかは欲しい…。藤田かれんは副賞にロックオン？（撮影：上山敬太）
＜ダイキンオーキッドレディス 2日目◇1日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6595ヤード・パー72＞
昨年末のファイナルQTで3位に入り、今季前半戦の出場権を獲得した藤田かれんが、初日の出遅れを取り戻すプレーで、2年ぶりのレギュラーツアー予選通過を果たした。5バーディ・3ボギーの「70」で回りトータル2オーバー。予選カットギリギリの41位タイで決勝にコマを進めた。
国内開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」は初出場。初日は緊張のあまり「手が震えた」と振り返る。その初日は4オーバー。暗雲立ちこめたが、2日目はその遅れを取り戻す会心のプレーを見せる。「後半はチップインも2回あって、マイナスなことを何も考えずにいけたのがよかったです」とプラス思考で突き進んだ。
2019年から通算して、3度目のプロテスト受験となった21年秋に合格。22年からはステップ・アップ・ツアーを主戦場に戦ってきた。そしてついにつかんだレギュラーツアーの出場権。やる気満々で乗り込み、しびれて不発に終わった初日よりも厳しい気象条件の中で、4日間プレーする権利を勝ち取ったのは大きな自信になる。
「初戦をここで迎えるのは初めてですし、4日間の回り方もまだ慣れていないので、あまり攻めきれなかった」と予選2日間は苦戦しながらも、まずは第一関門突破。ここからは「攻めるだけ」と、22年の「資生堂レディス」49位タイのレギュラー最高位の更新を狙う。
今大会の優勝副賞には、毎年恒例となっているヤンマー製のプレジャーボートが用意されている。そして藤田はそのヤンマーからサポートを受ける契約選手。「ここに来る前にヤンマーさんから（船舶免許を）取ってくださいと言われたんですけど、いつかは…」。ボートを操舵する姿を想像し、モチベーションを上げて浮上を図る。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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