F1開幕戦バーレーンGPのチケット販売を開始。ワクチン接種など条件付きで観客を動員へ

2021年3月5日(金)18時15分 AUTOSPORT web

 バーレーン・インターナショナル・サーキットは、2021年シーズンのF1開幕戦バーレーンGPに向けて、チケットの販売を開始した。ただし購入には条件が設けられており、専用のアプリを使って条件を満たしていることを証明する必要があるという。


 バーレーンでは、2020年シーズンの終盤に第15戦バーレーンGPと第16戦サクヒールGPを連戦で開催した。昨年は多くのグランプリが無観客で行われたが、第15戦を含む一部のレースでは医療従事者をサーキットに招待する取り組みが行われた。


 2021年は第2戦としてバーレーンGPを開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響により開幕戦オーストラリアGPが11月まで延期されたため、バーレーンでシーズンの開幕を迎えることが決まった。当初はバルセロナで行われることになっていたプレシーズンテストも、バーレーンで3月12〜14日に行うことになっている。


 バーレーン・インターナショナル・サーキットの公式ホームページによると、現在は開幕戦に向けてグランドスタンドとターン1のスタンド席のチケットが販売されている。チケット購入者は『BeAware』という専用アプリのダウンロードが必要になる。


 このアプリでは、『2回目のワクチン接種を終えてから2週間経っていること』、あるいは『新型コロナウイルスに感染してすでに回復した場合は、感染日から2週間以上が経過していること』のどちらかを証明するグリーンのバッジをアプリ上で取得しなけばならない。バッジを提示できない場合は、サーキットへ入場できない仕組みだ。


 2021年シーズンはバーレーンで開幕し、4月16〜18日にイタリアのイモラで第2戦を迎える。しかし第3戦の開催地は未だ決まっておらず、今後の発表が待たれる。昨年中止を余儀なくされた複数の市街地レースについては、F1側が中止や延期を否定しており、すでにモナコではサーキットの設営が始まっている。また今年もピレリによって全23戦のタイヤコンパウンドが決められており、ドライバーごとに選択することができなくなっている。

バーレーン・インターナショナル・サーキットへ入場するには、上記のグリーンのバッジのうちどちらかを取得する必要がある(サーキットの公式サイトより)



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