インテル、ジェノアとの接戦制しリーグ戦9連勝達成!…2位ユーヴェと「15」ポイント差に

2024年3月5日(火)6時44分 サッカーキング

インテルが前半の2得点でジェノアに辛勝![写真]=Getty Images

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 セリエA第27節が4日に行われ、インテルとジェノアが対戦した。

 ここまで26試合を消化し22勝3分1敗の成績で首位を快走しているインテル。現在は公式戦11連勝、セリエAで20試合無敗と無理の強さを見せつけており、直近では4試合連続4ゴール中と得点力が際立っている。今節は12位ジェノアをホームに迎える一戦。昨日の試合で2位ユヴェントスが敗れたため、この試合に勝利すれば優勝争いの“ライバル”との勝ち点差を「15」に広げ、タイトルレースでさらに優位に立つこととなる。

 序盤は両チームが五分五分のボール保持率を記録。最前線のラウタロ・マルティネスとアレクシス・サンチェスにボールを集めるインテルに対し、ジェノアもサイドを起点として攻撃でゴールに迫るシーンを作る。15分、インテルは敵陣左サイドから細かくボールを繋いでボックス手前に侵入。最後はニコロ・バレッラのパスに抜け出したフェデリコ・ディマルコがフィニッシュに持ち込んだが、ジェノアのGKジョゼップ・マルティネスに阻まれた。

 23分、インテルはカウンターからチャンスを演出し、左からのクロスにバレッラが合わせるも、シュートは枠の上へ。対するジェノアも25分に決定機。ステファノ・サベリのクロスにマテオ・レテギが頭で合わせたが、至近距離からのシュートはGKヤン・ゾマーの好セーブに阻まれる。すると30分、バレッラの縦パスを受けたA・サンチェスがボックス内右へスルーパスを供給。抜け出したクリスティアン・アスラニが豪快にネットを揺らし、インテルが先制に成功した。

 34分、ラウタロの長いスルーパスに抜け出したバレッラがフィニッシュまで持ち込むと、ブロックを試みたDFのタックルを受けてボックス内で転倒。VARに介入によってPKが与えられると、これをA・サンチェスが沈めて追加点を奪う。その後もインテルが押し気味に試合を進め、前半はそのまま2−0で折り返す。

 後半の序盤は2点リードのインテルが押し気味に試合を進める。52分、左に開いて起点を作ったA・サンチェスがカットインからボックス内右へラストパスを送り、これを受けたマッテオ・ダルミアンがダイレクトで狙うもDFがブロック。対するジェノアは54分、アーリークロスからチャンスを作ると、クリアボールに反応したヨハン・バスケスがボックス手前から左足を一閃。強烈なダイレクトボレーがゴール右下隅に突き刺さり、1点差に詰め寄った。

 66分、ジェノアはレテギが頭でフリックしたボールをヴィティーニャが収め、グラウンダーのシュートをゴール左隅に突き刺すも、オフサイドの判定で同点とはならず。その後も1点を追うジェノアが攻勢を強め、インテルは我慢の時間帯が続く。83分、敵陣内でカルロス・アウグストが鋭い出足を見せると、相手DFを背負ったマルクス・テュラムのリターンを受けてシュートに持ち込む。しかし、DFの体を張ったブロックに阻まれ追加点とはならなかった。

 その後は両チームがゴール前に迫るもスコアは動かず。試合は2−1で終了し、リーグ戦9連勝を飾ったインテルが2位ユヴェントスとの勝ち点差を「15」に広げた。次節は9日に行われ、インテルはアウェイでボローニャと、ジェノアはホームでジェノアと対戦する。

【スコア】
インテル 2−1 ジェノア

【得点者】
1−0 30分 クリスティアン・アスラニ(インテル)
2−0 38分 アレクシス・サンチェス(PK/インテル)
2−1 54分 ヨハン・バスケス(ジェノア)


【動画】インテルが逃げ切り成功! ジェノアを下して9連勝

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