リヴァプールの守護神がビッグセーブ連発! エリオットの“87分弾”でPSGとのラウンド16第1戦に勝利

2025年3月6日(木)6時54分 サッカーキング

ビッグセーブを連発したGKアリソン [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・ファーストレグが5日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とリヴァプール(イングランド)が対戦した。

 リーグフェーズで7勝1敗を記録し、勝ち点「21」の首位で決勝トーナメントに駒を進めたリヴァプール。新フォーマットとなった今大会はラウンド16へのストレートインを逃すビッグクラブが複数発生したものの、同クラブは順調にポイントを積み上げてリーグフェーズを突破した。対するはスタッド・ブレストとのプレーオフを制してラウンド16に進出したPSG。強豪クラブが激突する大注目の一戦に日本代表MF遠藤航はサブスタートとなった。

 試合は立ち上がりからPSGが攻勢を強め、20分に最初の決定機を創出。左サイドでコーナーキックを得ると、ウスマン・デンベレが右足でインスイングのクロスを入れる。GKに弾かれたこぼれ球をファビアン・ルイスが回収し、アクラフ・ハキミを経由してボックス正面のヴィティーニャに繋ぐ。ペナルティエリア内右のフヴィチャ・クヴァラツヘリアへ冷静にパスを出すと、左足に持ち替えてコントロールショットを狙う。ボールはゴールに吸い込まれたが、判定はオフサイドで得点は取り消された。

 30分にはハーフライン左でボールを持ったブラッドリー・バルコラがドリブルでライン際を突破。中に切り込みながら縦にパスを出し、デンベレがGKと1対1の局面でシュートを放つ。GKアリソンがストップすると、セカンドボールを拾ったバルコラが味方とのパス交換からダイレクトシュート。しかし、カバーに入ったドミニク・ソボスライに体で防がれ、再びバルコラがこぼれ球へ反応するが、2度目のシュートは枠の上へと外れてしまった。

 さらに37分、鋭いスライディングを見せたバルコラが相手陣内でボールを奪取。パスを受けたヌーノ・メンデスがジョアン・ネヴェスに一旦下げ、左サイドに張ったクヴァラツヘリアへと縦パスを差し込む。ドリブルで運びながらペナルティエリアに侵入すると、華麗な個人技でマーカー3枚を翻弄。得意な形から右足でシュートを放ったものの、イブラヒマ・コナテにディフレクトしたボールをGKアリソンが驚異的なセーブで弾き出した。

 前半だけで12本のシュートを放ったPSG。対するリヴァプールは1本のみと対照的なスタッツを記録しており、スコアレスのまま勝負はハーフタイムに突入した。

 54分にはクヴァラツヘリアの強烈な直接フリーキックがリヴァプールを襲うが、またもGKアリソンがビッグセーブを披露。2分後にもクヴァラツヘリアがカットインから右足を振ったものの、GKアリソンが落ち着いたキャッチでピンチを凌ぐ。一方のリヴァプールは、PSGの激しいプレスと素早いトランジションに苦労。チャンスを生み出せないまま時間が経過する。

 そんななか、リヴァプールは79分に遠藤をピッチへ投入。持ち前の危機察知能力を武器にPSGの攻撃をシャットアウトする。すると、87分に交代直後のハーヴェイ・エリオットが右サイドをランニング。ダルウィン・ヌニェスのラストパスを流し込んで値千金の得点をマークした。結局、そのまま試合は1−0で終了。リヴァプールが敵地で大きなアドバンテージを掴んだ。セカンドレグは11日に開催される。

【スコア】

パリ・サンジェルマン 0−1 リヴァプール

【得点者】

0−1 87分 ハーヴェイ・エリオット(リヴァプール)

サッカーキング

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