坪井翔と野尻智紀が新任。SF参戦ドライバーで構成されるFRDAが2025年度の会長と副会長を選出
2025年3月7日(金)19時59分 AUTOSPORT web

全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するドライバーで構成される組織の『フォーミュラ・レーシング・ドライバー・アソシエーション(FRDA)』は3月7日、2025年度の会長に坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、副会長に野尻智紀(TEAM MUGEN)を選出、決定したことを発表した。
FRDAはスーパーフォーミュラに参戦するドライバーで構成され、シリーズ運営団体の日本レースプロモーション(JRP)、国内統括団体の日本自動車連盟(JAF)、そして関係団体と協調をはかりながら、ドライバーの立場から国内最高峰フォーミュラシリーズと、モータースポーツ全体の振興と安全に関して活動している。
組織は2004年に設立され、これまで服部尚貴、本山哲、土屋武士と会長職が受け継がれ、2010年からは石浦宏明、2014年からは中嶋一貴、2021年からは山本尚貴が会長を務めてきた。これまでFRDAでは不公平感があったルールの変更の要望や、アクシデントの裁定に対する見解のすり合わせなどの活動が行われている。
2025年度に向けては、これまで会長職を務めていた山本がスーパーフォーミュラドライバーを引退し、新たにJRPのアスリート委員長に就任したことで、昨年から副会長に就任していた坪井が会長に新任。副会長には、おなじく新任となる野尻が就任することが発表された。
