ロナウジーニョ氏、15歳当時のメッシを振り返る「すでに別次元の輝き」

2018年3月12日(月)12時40分 サッカーキング

ロナウジーニョ氏(右)がメッシ(左)のプレーを回想(写真は2005年) [写真]=Getty Images

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 かつてバルセロナで一時代を築いた元ブラジル代表FWのロナウジーニョ氏が、自身からエースの座を引き継いだアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの若かりし頃について回想した。

 今年1月に現役引退を正式に表明したロナウジーニョ氏は、11日に放送されたスポーツ専門チャンネル『ESPN』でのインタビューで、メッシを初めて見た時の強烈な印象を振り返るとともに、フットボール史に名を刻む選手になることは容易に想像できたと明かした。

「私がバルセロナに入団した時、カンテラ(下部組織)にすごいプレーでカテゴリーを駆け上がっている少年がいることを、皆が話題にしていた。私たちは試合前に若手がプレーするのをよく見に行ったけど、彼はすでに別次元の輝きを見せていたんだ」

「彼のプレーを見て、今さら『感動した』というのは難しい。なぜなら、僕たちはずっと一緒に練習してきたし、もっと言うなら彼のことは15、16歳の頃から見てきたからね。彼が今のようになるのは、すでに分かっていたことだった」

 また、サポーターがメッシを崇める時のジェスチャーを真似したロナウジーニョ氏は、後輩への賛辞を続けた。

「メッシについては、うーん、話をすること自体が意味がないかな。これまで成し遂げて来た偉業、築き上げてきた歴史が全てを語っているからね。ただ彼のプレーを見ればいい。それだけだ。あのようなことをやってのける選手に対しては、誰も何も言えないだろう」

 ロナウジーニョ氏はさらに、11日に行われたUEFA(欧州サッカー連盟)のイベントの席でも、前日に第三子が誕生したメッシに向けて「この瞬間を満喫して欲しい。お子さんには健康を、ご家族には祝福をお贈りしたい」とメッセージを送っている。

 チーロ君と名付けた三男の誕生に伴い、リーガ・エスパニョーラ第28節のマラガ戦に欠場したメッシだが、ロナウジーニョ氏をはじめとした多くの人々から祝福を受けており、14日に行われるチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦セカンドレグのチェルシー戦には気分良く臨むことができそうだ。

文=北村敦

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