“レジェンド”ロナウジーニョ氏の息子がバルセロナと正式契約! U19が主戦場に

2023年3月3日(金)9時8分 サッカーキング

05-06シーズンのロナウジーニョはバルサにラ・リーガとCLのタイトルをもたらした [写真]=Getty Images

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 元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏の息子であるジョアン・メンデス・デ・アシス・モレイが、正式にバルセロナと契約を締結した。2日、バルセロナのアカデミーであるラ・マシアが公式Twitterを通して発表している。

 現在42歳のロナウジーニョ氏は、現役時代にブラジル代表の一員としてFIFAワールドカップ日韓2002で優勝を経験。クラブレベルではパリ・サンジェルマン(PSG)やミランでも活躍したものの、“全盛期”という言葉が最も適しているのはバルセロナ時代だろう。ロナウジーニョ氏は2003年夏にPSGからの完全移籍でバルセロナに加入。背番号「10」を任され、5シーズンにわたって活躍した。2004−05シーズンからラ・リーガ連覇を達成しただけでなく、2005−06シーズンにはクラブにとって2度目となるチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルももたらした。個人としても2005年にバロンドールを受賞。バルセロナでは通算207試合の出場で97ゴール70アシストを記録した。現在はバルセロナのアンバサダーを務めている。

 ロナウジーニョ氏がバルセロナに在籍していた2005年2月22日、息子のジョアン・メンデスは産声を上げた。幼少期にサッカーを始めると、13歳の時にはブラジル屈指の名門クルゼイロのトライアルに父親の名前を隠して臨み、見事合格。その後は同クラブの育成組織でプレーしていたが、昨年2月に退団していた。

 以降はフリーの身となっていたものの、今年2月には父の古巣であるバルセロナのユースチームのトライアルに参加したことが報じられた。ロナウジーニョ氏の代理人でもあった叔父のロベルト・デ・アシス氏の支援を受けてトライアルに参加し、爪痕を残すことに成功。ロナウジーニョ氏自身もスペインのラジオ局『RAC1』にて「息子がバルセロナに来ることで、僕はこれまで以上にクラブに関わることになるだろう。バルセロナは僕の人生の一部でもあるからね」と発言していた。

 このような報道からおよそ1カ月後、バルセロナもジョアン・メンデスの加入を正式に発表した。書類にサインする様子と、マネージャーのジョアン・ソレール・フェーレ氏、ユース部門のディレクターを務めるホセ・ラモン・アレサンコ氏との3ショットが公開されている。また、『ESPN』によるとジョアン・メンデスはバルセロナのフベニールA(U−19相当)でプレーすることになるという。契約期間は2024年夏まで。フベニールAからの“卒業”となる時点で契約を延長するか否かが決断される。なお、バルセロナの下部組織にはU−20日本代表に選出されたDF髙橋仁胡が在籍している。同選手はフベニールAでの出場経験もあることから、ピッチ上で共にプレーする機会があるかもしれない。

 現在18歳のジョアン・メンデスはセンターフォワードや攻撃的MFを主戦場にプレー。スペインメディア『アス』は同選手のプレースタイルについて「両足から繰り出される強力なキックに定評があり、技術にも優れている」と紹介している。


【画像】バルセロナがジョアン・メンデスと契約締結!

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