【大学野球】立大OBの野口裕美氏がレジェンド始球式に登場「身が引き締まる思い」通算27勝&317K左腕

2025年5月25日(日)11時36分 スポーツ報知

始球式に登場した野口裕美氏(カメラ・渡辺 朋美)

◆東京六大学野球春季リーグ戦 第7週第2日▽東大—立大(25日・神宮)

 東京六大学野球連盟の創設100周年を記念するレジェンド始球式が行われ、立大OBで元西武投手の野口裕美氏(64)が登場。堂々のノーバウンド投球で神宮の杜を沸かせた。

 卒業以来となる神宮のマウンド。立大の歴史に残るサウスポーは「緊張しました。身が引き締まる思いと、久々にマウンドに立てて光栄です」と感想を語り、自己採点に「ちゃんと届いたので、100点としておきましょう」と笑った。

 鳥取の名門進学校・米子東から1979年、立大に進学。カーブを武器に2年春は当時の戦後最多となる96奪三振をマークし、「セントポールの星」と呼ばれた。リーグ通算27勝、317奪三振を記録し、1982年のドラフト1位で西武に入団した。

 立大の木村泰雄監督(64)は2学年下。「ずっと気になってみています。ちょっとしたことで可能性はある。僕の時はできなかったので、実現して欲しい」と17年春以来の天皇杯奪回に期待した。

 雄姿を見守った妻の浩美さんは立大の同級生。当時はチアリーダーだった。同じ「野口ヒロミ夫婦」としても知られており「たまたまです。出会って、『そうなるんだろうなあ』と思いました」と野口氏。熱き青春の舞台となった神宮の杜にまた一つ、素敵な思い出ができた。(加藤 弘士)

スポーツ報知

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