元木大介氏 セ・リーグのDH制に待ったなし...東京六大学野球が導入「プレッシャーになる」
2025年5月26日(月)16時49分 スポーツニッポン
巨人ヘッドコーチなどを歴任した元木大介氏(53)が、自身のYouTube「元木大介チャンネル」を更新。セ・リーグのDH制導入の時期を予想した。
主要な大学野球リーグで唯一、DH制を導入してなかった東京六大学野球が来春リーグ戦から導入を決めた。
また、日本高野連も来春センバツから導入を検討しているという。
元木氏は「かなりセ・リーグはプレッシャーになってるだろうね」と切り出した。
これまで何度か議論されてきた。巨人などはDH制導入に前向きだが、一部の球団がアマチュア球界と連動した伝統などを理由に反対していた。
元木氏はセ・リーグがDH制導入を見送ってきた理由のひとつに「DHで40〜50本塁打する打者には5〜10億円払う時代」と球団の“懐事情”も挙げた。
ただ、元木氏は投手が打席に入ることで作戦の妙が生まれると指摘。「ピッチャーにバントか、代打か。ピッチャーが急にホームラン打ったり、面白さがある」と説明した。
さらに「控え選手の仕事が減る」と付け加えた。
ただ、その上で元木氏は高校野球も東京六大学野球もDH制なら「セ・リーグも導入した方がいい。ピッチャーの質が上がる。アマで打席入らないのにプロで打席に立つには相当な練習が必要になる」と説明した。
そして、「ここ2〜3年でDH制になるんじゃないかな」と予想した。