V奪回を目指す阿部巨人 元ヘッドコーチ・元木大介氏が語った“投打のキーマン”とは「2人がコケると大変」

2024年1月7日(日)7時0分 ココカラネクスト

元木氏は「2人がコケると二遊間がいなくなっちゃう」と語った(C)CoCoKARAnext

 2023年シーズンの巨人は4位に終わり、2年連続Bクラスという屈辱を味わった。阿部慎之助新監督が就任し、4年ぶりの優勝を目指す来季だが、投打のキーマンは一体誰なのか。

 今季限りで巨人のコーチを退任した元木大介氏が巨人、メジャーリーグで活躍したOBの高橋尚成氏のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』に出演。来季の巨人について自身の見解を語った。

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 投手陣の中で来季のキーマンを問われた元木氏は1人目に戸郷翔征の名前を挙げ、「(菅野)智之もそうだけど、彼がエースに代わっていかないといけない」と話した。今季はチームトップの12勝、防御率2.38と素晴らしい成績を残したが、同氏は右腕について「9勝くらいまではトントンといくんだけど、そこからが長い。本当は14、15勝くらい勝てる投手」と語り、エースとして15勝の成績を期待した。

 2人目には大勢の名前を挙げた。昨季は新人歴代最多記録となる37セーブを挙げ、ルーキーイヤーから守護神として大活躍を見せたが、今季は右上肢のコンディション不良で長期離脱したこともあり、27試合に登板して14セーブ、防御率4.50の成績に終わった。大勢について同氏は「今年ダメだったし、(中川)皓太に負担がかかってきて病み上がりだからきついと思う。その辺が働かないと投手陣は厳しい」と指摘した。

 一方で、野手陣のキーマンについては「二遊間だと思う」と吉川尚輝、門脇誠の2人を挙げた。

 内野守備コーチを務めた同氏は2人の守備について「今年は(内野守備コーチの目線から)ありがとうって思うプレーが何個もあった。ただのファインプレーじゃなくて、チームを救う守備が多かった」と高評価。

 両選手の来季については「この2人が打つ方も、守る方も、走る方もやってくれたら機動力も見えてくるし、.270〜.280打ってくれたら万々歳。2人の守備範囲は大きいし、あの2人がコケると二遊間がいなくなっちゃうから。(坂本)勇人もできるとは思うけど、チームとしてはマイナスになってしまう。この2人がどう働くか」と、“新二遊間”の1年を通しての活躍に期待した。

 来季の巨人は投打のキーマンが躍動し、4年ぶりの優勝を果たすことができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【髙橋尚成のHISAちゃんの当該動画はこちら/https://youtu.be/NAhhSbwPjjM?si=llOO4XHcR-YqLu1Y】

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