立大OB野口裕美氏 ノーバン投球に「100点」妻・浩美さんも見守る 六大学レジェンド始球式

2025年5月25日(日)12時3分 スポーツニッポン

 連盟創設100周年を迎えた東京六大学野球の春季リーグ戦・立大—東大2回戦が25日に行われ、「レジェンド始球式」に立大OBで西武で活躍した野口裕美氏(64)が登場。リーグ通算27勝左腕らしくノーバウンド投球を披露した。

 卒業以来となる神宮のマウンド。「身が引き締まる思いと、久々にマウンドに立てて光栄です」と切り出すと「ちゃんとホームに届いたので、100点としておきましょう」と笑った。

 鳥取・米子東から79年、立大に入学。真上から振り下ろすカーブを武器に2年春には戦後最多となる96奪三振をマーク。4年間で通算27勝、317奪三振を記録し、82年のドラフト1位で3球団競合の末、西武に入団した。

 立大の木村泰雄監督(64)は2学年下となる。「僕の時はできなかったのでぜひ実現してほしい」と17年春以来のリーグ優勝に期待した。

 グラウンド上で投球を見守った妻・浩美さんは、立大の同級生でチアリーダーだった。「野口ヒロミ夫婦」に「たまたま。出会って“そうなるんだろうなあ”と思いました」。堂々としたマウンドとは対照的に、野口氏は恥ずかしそうに明かした。

スポーツニッポン

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