FC東京が今季ホーム初戦で白星! 先制1分後に追加点、一気に広島を突き放し2連勝

2022年3月12日(土)16時57分 サッカーキング

J1第4節でFC東京と広島が対戦した [写真]=J.LEAGUE

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 12日、明治安田生命J1リーグ第4節でFC東京とサンフレッチェ広島が対戦した。

 今シーズン最初のホームゲームを迎えたFC東京は27分、開幕から3試合連続で先発出場を果たしたルーキーMF松木玖生がボールを奪うと、最後はFWアダイウトンがペナルティエリア左から左足でシュート。このボールはゴール右へと外れる。

 FC東京はその6分後にも、アダイウトンのクロスからMF紺野和也が決定機を迎えるもゴールならず。試合は互いにスコアレスでハーフタイムを迎える。

 アウェイの広島は53分、敵陣ペナルティエリア手前中央からMF森島司が右足でミドルシュート。その2分後にはMF浅野雄也が左足でミドルシュートを放つが、いずれもボールは枠を捕らえられない。

 すると60分、FC東京が先制に成功した。敵陣中央左サイドでFKを獲得すると、キッカーは後半開始から途中出場のMF三田啓貴。ペナルティエリアへ左足で浮き球のボールが送られ、DF森重真人がヘディングシュートを放った。ボールはゴール左へと吸い込まれ、キャプテンの一撃でFC東京は先制に成功する。

 リードを奪ったのも束の間、FC東京は直後のキックオフに対してもプレッシャーをかけ、敵陣でボールを奪う。このボールを繋ぎ、MF安部柊斗がペナルティエリア右からシュート。これは防がれるが、こぼれ球に反応したアダイウトンがゴール右隅へと流し込んだ。電光石火の追加点で、スコアは2−0となる。

 対する広島は74分、中盤でボールを奪ったDF塩谷司が相手選手をドリブルでかわし、前線へ右足アウトでスルーパスを供給。このボールに反応し抜け出したFW鮎川峻がGKヤクブ・スウォビィクとの一対一を冷静に制し、1点を返した。

 その後はFC東京が自陣へ広島を引き込み、得意のカウンターで3点目を狙う展開に。広島としてもボールを保持し同点弾のチャンスを窺うが、結局ゴールは生まれなかった。

 試合は2−1で終了。ホーム初戦を白星で飾ったFC東京が、リーグ戦2連勝を手にしている。一方、未だリーグ戦で白星のない広島の初勝利は、今節もお預けとなった。

【スコア】
FC東京 2−1 サンフレッチェ広島

【得点者】
1−0 60分 森重真人(FC東京)
2−0 61分 アダイウトン(FC東京)
2−1 74分 鮎川峻(広島)

サッカーキング

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