ヤングなでしこ、U20アジア杯決勝で北朝鮮に敗戦 4連覇達成はならず

2024年3月16日(土)23時58分 サッカーキング

U-20日本女子代表(写真は2022年U-17W杯)[写真]=Getty Images

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 「ヤングなでしこ」の愛称で知られるサッカーU−20日本女子代表は、16日に『AFC U20女子アジアカップ ウズベキスタン2024』の決勝で、U−20朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表と対戦した。

 日本はグループステージを2勝1敗で2位通過し、9月にコロンビアで開催されるFIFA U-20女子ワールドカップの出場権を獲得。準決勝ではU−20オーストラリア女子代表を5−1で下し、決勝進出を決めた。一方、北朝鮮はグループステージを2勝1分無敗で首位突破すると、準決勝でU−20韓国女子代表を3−0で下して決勝進出。グループステージで日本は北朝鮮に0−1で敗戦しており、今回はU20女子アジアカップ4連覇をかけたリベンジマッチとなる。

 立ち上がりから拮抗した展開が続いたなかで、試合が動いたのは20分だった。久保田真生からのパスを受けた土方麻椰が右サイド深い位置からクロスを上げると、ファーサイドで辻澤亜唯がヘディング。シュートはゴールネットを揺らし、日本が先制に成功した。

 しかし、一瞬の隙を突かれて、44分に失点を喫してしまう。右サイド深くまで突破されてクロスを上げられると、ファーサイドでジョ・リョン・ジョンにヘディングシュートを許す。これがゴールネットに突き刺さり、同点に追いつかれてしまった。

 前半を1−1で折り返すと、後半は北朝鮮に押し込まれる展開となる。76分には北朝鮮のコーナーキックからキム・ガンミに決定的なシュートを放たれるが、これはGK鹿島彩莉が好セーブでなんとか失点を免れた。

 すると、終了間際の87分に再び試合が動く。左サイドを突破されて深い位置からクロスを入れられると、最後はジョ・リョン・ジョンにヘディングで2点目を決められてしまった。1−2と逆転を許す。

 試合はこのまま1−2で終了。U20女子アジアカップは準優勝に終わり、4連覇は達成できなかった。

【スコア】
日本 1−2 北朝鮮

【得点者】
1−0 20分 辻澤亜唯(日本)
1−1 44分 ジョ・リョン・ジョン(北朝鮮)
1−2 86分 ジョ・リョン・ジョン(北朝鮮)

サッカーキング

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