チーム最年長 日本チームをまとめた「ダルビッシュキャプテン」 今大会を通じて「伝えたかったこと」とは【侍ジャパン】

2023年3月22日(水)15時18分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝(マイアミ・ローンデポパーク)で米国と対戦し3−2と下し、第2回大会以来、14年ぶりの世界一に輝いた。

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 直近の2大会はいずれも準決勝で敗退。高いハードルを乗り越えたのは、チーム最年長の36歳、ダルビッシュ有の貢献も大きかった。

 メジャーリーガー組では唯一、宮崎キャンプから参加。日の丸の重みに悩む若い選手たちの気持ちをときほぐし、野球に取り組む気持ちを伝えてきた。

 大会後のインタビューでは今大会を通じて伝えたかったことを問われると野球に関して「とにかく明るく、楽しくやるべきだということを浸透させたかった」ときっぱり。

 実際に大会中も不振にあえぐ村上宗隆に対し「たかが野球」と言い続けてきた。宮崎キャンプではなかなか輪に入れず悩む若手投手に率先して声をかけ「宇田川会」を結成、トレーニングや投球方法についてもあますところなく自身の知識を伝えた。

 根底には「野球をやる人生もそう長くない」という気持ちもある。キャリアを積むことで見えてきた景色、知識を今大会では日本の若手投手陣に伝える「先生役」も務めた。

 ダルビッシュは大会後に早速大谷翔平に3年後の第6回大会への参加も促されたという。「それ目指して頑張ります」と意欲を示すことも忘れなかった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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