「奇妙だった」水原氏がナインに“真実”を告げた瞬間の舞台裏 米メディアが証言「唐突に全員が集められた」

2024年3月22日(金)11時28分 ココカラネクスト

パドレスとの開幕戦後にナインへ謝罪をしたという水原氏。その騒動が余波を広げている。(C)Getty Images

 ドジャースに所属する大谷翔平の専属通訳を務めていた水原一平氏が解雇された問題の余波は、いまだ続いている。

 まさに関係者たちにとって青天の霹靂と言える一大騒動だ。水原氏が違法なスポーツ賭博に関与し、大谷の資金を流用していた疑惑を、米スポーツ専門局『ESPN』(電子版)など複数の米メディアが報じると、瞬く間に世界中を騒然とさせた。

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 現地時間3月20日に『ESPN』のインタビューに応じた際に水原氏は、自身がギャンブル依存症であること、大谷には今回の騒動が関係ないことを強調。そのうえで同日に行われたパドレスとの開幕戦後にロッカールーム内で、選手、そして球団関係者たち全員の前で、自らのギャンブル依存症を「これから報じられるすべてのことは自分の過ちです」と謝罪したという。

 この衝撃的な謝罪の舞台裏も明らかになってきている。米メディア『The Athletic』は、「わずか24時間で多くのことが変わった。オオタニは開幕戦の9回に何も不適切なことがないかのようにミズハラと談笑する姿が中継で映っていた」とパドレスとの開幕戦での様子を伝え、試合終了直後にナインや関係者がロッカールームに集められた際の物々しい雰囲気を描写している。

「試合終了からわずか数分後、ミズハラは、何も疑うことを知らない選手たちが集められたクラブハウスの前に立ち、翌朝に世に出ることになるニュースを打ち明けた。その部屋にいた複数の人によると、唐突に全員が集められ、開かれたミーティングは短いものだった。彼らはマーク・ウォルター(オーナー)とスタン・カステン(球団社長)も参加する光景を『風変り』『奇妙』と表現した」

 同メディアは、大谷と水原氏の関係性を「国際的なスターへと昇りつめたオオタニのメジャーリーグでのイメージは、陰で支えるミズハラを含むものだった」と指摘。両者が蜜月の関係を構築し、それが球界内でも高く評価されていたことを強調した。

 いまだハレーションが収まりそうにない非常事態。ここからいかに沈静化していくのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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