WEC:ベルグマイスター擁するチーム・プロジェクト1、アマクラス初導入の新型ポルシェを公開

2018年3月29日(木)15時56分 AUTOSPORT web

 今シーズンよりWEC世界耐久選手権のLM-GTEアマクラスに参戦するチーム・プロジェクト1は3月28日、ヨルグ・ベルグマイスター、パトリック・リンジー、エギディオ・ペルフェッティ組がドライブする56号車ポルシェ911 RSRをお披露目した。


 2018年と2019年、2回のル・マン24時間レースを組み込むWEC“スーパーシーズン”に臨むチーム・プロジェクト1は、過去にポルシェカレラカップ・ドイツ、ポルシェスーパーカップのシリーズタイトルを獲得している有力チームだ。


 そんなチーム・プロジェクト1は、9日後に迫ったWEC公式テストを前にドイツ・ライプツィヒでキックオフ・パーティを開催。


 WECに参戦する3名のドライバーとともに、前述の2シリーズに参戦するジェイコブ・イドソン、マイケル・デ・ケサダ、ラリー・テン・ウード、そして元F2ドライバーのグスタフ・マルハらが、コーポレートレートカラーのイエローとグレーを基調とするカラーリングが施された2017年型ポルシェ911 RSRと2018年型ポルシェ911 GT3カップカー、2台のレーシング・ポルシェの発表に同席している。


「今季はチームにとって特別なシーズンになるだろう。3つのカテゴリーを同時に進めていくプロジェクトはチームの長い歴史のなかで、もっとも意欲的なプログラムであることは間違いない」と語るのはチーム創設者のハンス-ベルン・カンプス。


“世界選手権”への参戦という「マイルストーンとチーム創設25周年を、パートナーや友人たち、そしてチームの皆とともに祝うことができて幸せだ。WECとふたつのポルシェワンメイクカップ、エキサイティングなシーズンが始まるのが待ちきれないよ」


 開幕に先駆けて参戦マシンを発表したチーム・プロジェクト1は4月6〜7日、フランスのポール・リカールで開催される公式テスト、WEC“プロローグ”に参加しベルグマイスター、リンジー、ペルフェッティの3名がミッドシップ・レイアウトとなった新型ポルシェ911 RSRをドライブする予定だ。

チーム・プロジェクト1のシーズンキックオフパーティの様子


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