ニュル24時間優勝ドライバーが揃い踏み。シェーラー・スポーツPHX、豪華な2024年ラインアップを発表

2024年3月29日(金)17時45分 AUTOSPORT web

 シェーラー・スポーツPHXは、2024年6月1日(土)から2日(日)にかけて決勝レースが行われるIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第2戦『ADAC・ラベノール24時間(ニュルブルクリンク24時間レース)』に、2台のアウディR8で参戦するドライバーラインアップを発表した。


 元アウディワークスのドライバーで、現在はフォードのファクトリードライバーを務めるクリストファー・ミースとフレデリック・バービシュは、ノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)を舞台に争われる伝統ある耐久レースでの優勝経験を持つ5人のドライバーグループに加わった。


 両名は、クルストファー・ハーゼ、リカルド・フェラー、デニス・マーシャル、フランク・スティップラー、マーカス・ウィンケルホックとともにシェーラー・スポーツPHXが走らせるアウディR8 LMS GT3エボIIをドライブする予定だ。


 なお、現時点ではチーム構成は明らかにされておらず、後日の発表となる。


 今回のラインアップ発表は、昨年フォード・マスタングGT3プログラムに参加するためインゴルシュタットに本拠を置くメーカーを離れたミースとバービシュにとって、ニュルブルクリンク24時間でアウディに復帰することを意味する。


 両ドライバーはこのイベントで2度の優勝経験があるが、スティップラーやウィンケルホック、ハーゼもまたノルドシュライフェで開催される24時間レースで複数回の優勝経験を有する。


 一方、ニュルブルクのお隣モイシュパトを拠点とするチームは、今年からIGTCのカレンダーに加わった24時間レースでもっとも成功を収めているアウディチームであり、2012年、2014年、2019年の優勝に加え、2022年に直近の優勝を飾っている。これらの勝利はすべて“チーム・フェニックス”の名で獲得したものである。同チームは昨年、新たなパートナーシップの一環としてシェーラー・グループに統合され、シェーラー・スポーツPHXとなった。


「24時間レースは、私たちのチーム、全従業員、そしてファンにとってモータースポーツ・シーズンの絶対的なハイライトだ」と語るのは、そのシェーラー・グループのCEOであるクリスチャン・シェーラー。


「そのため、このような強力なラインナップとの契約に成功したことを非常に嬉しく思う。ノルドシュライフェとアウディR8 LMSの両方でのドライバーの経験は、この非常に特別なレースで成功するための完璧な組み合わせだ」


 52回目の開催を数える2024年のレースは、今年はじめに長年組織の代表を務めてきたチーム創設者でもあるエルンスト・モーザーの後任に指名されたアクセル・ランドルフの指揮下で迎える最初の24時間レースとなる。


「とても温かい歓迎を受けた」と新チーム代表に就任したランドルフは述べた。


「とくにチームマネジャーのロン・モーザーを筆頭に、よく調整されたチーム全体が新たな挑戦に対して大きなサポートをしてくれた」

シェーラー・スポーツPHXのエルンスト・モーザー前代表(フェニックス・レーシング創設者/左)とチームマネージャーのロン・モーザー(右)
シェーラー・スポーツPHXの5号車アウディR8 LMS GT3エボII 第51回ADACトタルエナジーズ24時間(2023ニュルブルクリンク24時間レース)


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