大関・大の里 初の綱取りの夏場所へ「目標に向かってしっかりと稽古を」…春巡業スタート

2025年3月30日(日)18時53分 スポーツ報知

伊勢神宮で春巡業に参加した大の里(カメラ・林 直史)

 大相撲の春巡業が30日、三重・伊勢市の伊勢神宮で始まった。春場所で3度目の優勝を果たした大関・大の里(二所ノ関)は「徐々に体を慣らして、しっかり頑張っていきたい。限られた時間ですけど、自分の体をコントロールして、体調を管理して、巡業を皆勤できるようにしたい」と抱負を述べた。

 皆勤への意識をあえて口にしたのは、過去の苦い経験からだった。昨年は秋場所で優勝し、大関に昇進した後の10月の秋巡業で体調を崩して途中離脱。九州場所で9勝にとどまった。「九州に影響した」と自戒を込め、「けがなく、体調を崩すことなく」と繰り返した。

 この日は新しい緑色の締め込み姿で参加した。4月7日には故郷の石川・津幡町での巡業も控えており「こういう形(優勝直後)で帰れるのはうれしく思う。たくさんのパワーをもらって頑張りたい」。初めての綱取りに挑む夏場所(5月11日初日・両国国技館)に向けては「目標に向かってしっかりと稽古を積んでいきたい」と決意を込めた。

スポーツ報知

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