井上拓真が現役続行宣言 王座奪われた堤聖也へのリベンジ誓う…2024年度年間優秀選手表彰式
2025年3月31日(月)18時37分 スポーツ報知
優秀選手賞を受賞した井上拓真(カメラ・上村 尚平)
プロボクシングの2024年度年間優秀選手表彰式が31日、都内のホテルで行われ、優秀選手賞を受賞した前WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王者・井上拓真(大橋)が出席。公の場で改めて、現役続行を宣言した。
拓真は昨年2月、保持していたWBA世界同級王座の初防衛に成功すると、5月には兄でスーパーバンタム級(55・3キロ以下)の世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とともに東京ドームのリングに登場。石田匠(井岡)に3—0判定勝ちを収めた。V3を狙って、10月には同じ1995年生まれの堤聖也(角海老宝石)の挑戦を受けたが0—3判定で敗れた。去就が注目されたが、この日、拓真は「去年は色々な経験ができた。悔しい気持ちをぶつけて、より良い試合をしたい」と現役を続けることを口にした。
敗戦後は1か月ほど考えたが、「ここでやめたら…。まだまだやりきれていないと思うので、もう一度頑張ってみようと。まだまだ伸びしろはあるし、ここで辞めたら悔いが残る」と拓真。すでに練習は再開している。
堤へのリベンジを聞かれると「もちろん。しっかりやりたい」と意欲を見せた。今年2月、堤は同い年の元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)と防衛戦を戦った。拓真は試合前、比嘉と話す機会があったそうで「彼には悪いけど、俺は自分でリベンジしたい、と言いました」と明かした。試合は堤、比嘉ともに譲らず、激しい打ち合いの末、ドロー。堤は初防衛に成功した。試合を見た拓真は「いい試合だったし、刺激をもらいました。早く、もう一度、戦いたい」と力を込めた。