リヴァプール指揮官、レアル行き噂のA・アーノルドに言及「復帰に向けて全力を…」

　リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、去就に注目が集まっているイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドに言及した。4月1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　現在26歳のA・アーノルドは、6歳の頃からリヴァプールのアカデミーに所属。2016年10月に18歳でプロデビューを飾り、超高精度のキックを武器に右サイドバックのレギュラーに定着した。公式戦通算349試合出場で22ゴール87アシストを記録し、2018−19シーズンのCL優勝や19−20シーズンのプレミアリーグ制覇などに貢献してきた。

　しかし、現行契約が2025年6月30日までと今季限りになっているため、去就には注目が集まっており、先日には移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が「レアル・マドリードとA・アーノルドの合意は間近であり、まもなく実現する見込みだ」と伝えるなど、今季限りで下部組織から所属するリヴァプールを離れる可能性が高まっていることが噂されている。

　そんなA・アーノルドだが、先月11日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16・セカンドレグのパリ・サンジェルマン（PSG）戦で負傷したことにより、現在は戦列を離れている。

　今後の動向が注目されているA・アーノルドの状況について聞かれたスロット監督は「残念ながら、彼は負傷している。そうでなければ、イングランド代表で1、2回素晴らしいパフォーマンスを見せたと人々は語っていただろう。だが、負傷しているので、彼は復帰に向けて全力を注いでおり、私たちはできるだけ早く復帰できるように助けるだけだ」と語るにとどめた。