東京V対FC東京・東京ダービーで…器物損壊行為を指摘する投稿相次ぐ
2025年4月3日(木)7時28分 FOOTBALL TRIBE

明治安田J1リーグ第8節の東京ヴェルディ対FC東京は、4月2日に味の素スタジアムで開催。過去の東京ダービーで違反行為が複数発生していたが、2025シーズン初めてのダービーでも器物損壊行為があったと、ネット上で話題になっている。
Xでは、メインスタンドの入場ゲートにある東京V関連の物を、FC東京サポーターとみられる人物が蹴ったとの報告が。現場に警察が駆け付けるなど、騒動に発展したとの書き込みが相次いでいる。このSNSでの情報をもとに、両クラブのサポーター等からは器物損壊行為に及んだとみられる人物に対する批判が相次いでいるほか、クラブに調査や声明の発表を求めるコメントも散見されている。
2023年7月12日に味の素スタジアムで行われた天皇杯3回戦の東京ダービーでは、スタジアム周辺に設置されている「TOKYO GREEN」と書かれた「スーパースポーツゼビオ調布東京スタジアム前店」の看板に、FC東京サポーターが生卵を投げつける事案が発生。FC東京は実行者4名について「FC東京サポーターによる行為であることは間違いないものと思われます」と報告すると、ゼビオホールディングス株式会社や東京V等に対して「多大なるご迷惑をおかけましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
スタジアム内での花火、発煙筒の使用という危険行為も確認されただけに、クラブは2025年のダービーで調布市、調布警察署、Jリーグなど関係各所と連携・協力し、不法・違法行為および迷惑行為の防止に努めていた。
しかし、このSNSでの器物損壊行為に関する書き込みが事実であるならば、違法行為の再発防止にむけて、より一層の対策が求められることになりそうだ。