新型コロナとサッカー、“共生”の道は? デル・ピエロ氏が持論を展開「サッカーは娯楽ではなく…」

2020年4月3日(金)15時44分 サッカーキング

新型コロナ対策について言及したデル・ピエロ氏 [写真]=Getty Images

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 現役時代にユヴェントスで活躍した元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、世界中で感染拡大中の新型コロナウイルスについて持論を述べた。2日に、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 新型コロナウイルスの影響により、各国リーグや国際大会は大規模な延期を余儀なくされている。世界中で死者が続出する未曽有の事態に、関係者から「サッカーより大切なものがある」という声が聞こえてくることも珍しくない。そんななか、デル・ピエロ氏は危機意識を持つことの大切さを説きながらも、サッカーの在り方について独自の考えを口にした。

「政府と医療従事者に時間が与えられなければならないこと、そして優先事項が公衆衛生であることは間違いない。だけど、条件が整い次第、再びサッカーができるように準備する必要もあるよ」

「サッカーは娯楽ではない。イタリアにおいて、サッカーは何よりも経済的な側面を持っているし、多くの仕事やスポンサーを生み出している。この危機的な状況に対応しつつ、サッカーと共に生活する方法を考えることだって重要なはずだ。健康を守るために、無観客で試合を行うアイデアもあるだろう」

 デル・ピエロ氏の言うように、新型コロナウイルスとサッカーを楽しむ生活が“共生”できる日が来ることを、願ってやまない。

サッカーキング

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