日本ハム・清宮幸 逆転負けにつながった「ホットコーナー」での1歩目のミス
2025年4月7日（月）6時0分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 日本ハム4—6オリックス（2025年4月6日 エスコンF）
三塁手の別名は「ホットコーナー」。強烈な打球が多いからという説と、守備機会が多く「熱いプレー」が求められるからという説もある。いずれにしても打球への素早い反応が勝負だ。
日本ハムの守備。4—2の6回2死一塁、オリバレスが強振した打球が打席前の土の部分で高く跳ねた。三塁手・清宮幸は2歩ほど後ろに下がった後、前進して処理したが、内野安打になった。「もっと強くバウンドしてくると思った。判断ミス。申し訳ない」。外国人選手のスイングに惑わされて取れなかった3つめのアウト。続く中川の逆転3ランで勝負が決した。
「今日は1歩目がいかに大事かというゲームでしたね。見えないミス」と新庄監督。2回2死二、三塁でも、中堅・矢沢が中堅奥への飛球にスタートが遅れ、グラブに当てながら捕球できず2点三塁打に。矢沢は初回に先制1号ソロ、清宮幸は5回に一時勝ち越しの適時二塁打を放ったが、今季初の3連敗となりヒーローになり損ねた。（田中 健人）
