巨人が今季初のドロー決着 8回に2点差追いつくも9回以降わずか1安打
2025年4月8日(火)22時22分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人3—3DeNA(2025年4月8日 横浜)
巨人は敵地で終盤に2点差を追いつくも、延長戦の末、DeNAと3—3のドロー決着。開幕から10試合目にして今季初の引き分けに終わった。
0—2で迎えた6回に2死から吉川、岡本の連続二塁打でまず1点。1—3で迎えた8回にも2死から吉川が内野安打で出塁し、岡本の右中間フェンスを直撃する適時二塁打で1点差とすると、なおも2死一、二塁から甲斐が右前に同点適時打を放って試合を振り出しに戻した。
だが、9回以降はわずか1安打に封じ込まれ、ホームが遠かった。
昨季8勝を挙げてブレークした6年目左腕・井上は4回に2点先制を許して6回6安打2失点。7回5安打2失点で敗戦投手となった1日の中日戦(バンテリンD)に続いて今季初勝利を逃したが、8回に味方打線が追いついたことで黒星が消滅。井上からケラー、中川、大勢、高梨、田中瑛、横川、マルティネスと8人継投だった。
なお、主砲の岡本は初回に中前打を放ち、開幕から10試合連続安打をマーク。6回と8回に2打席連続で適時二塁打を放ち、今季2度目の猛打賞も達成した。
開幕から10試合連続安打は球団では2010年松本哲也以来15年ぶりで、4番では1リーグ制時代を含めて1949年川上哲治(16試合)、1959年長嶋茂雄(11試合)以来66年ぶり3人目の快挙となっている。