【福島牝馬S 展望】小回り向くフェアエールング重賞連勝だ
2025年4月13日(日)18時24分 スポーツニッポン
春の福島開催を彩るG3「第22回福島牝馬S」(芝1800メートル)は20日、福島競馬場でゲートイン。過去10年、1番人気はわずか1勝。3連単平均配当41万円超と“春の嵐”が吹き荒れる牝馬重賞を制するのはどの馬か。
中心はフェアエールング。前走小倉牝馬Sで重賞初制覇を飾った。中団でリズム良く運ぶと、前崩れの展開も味方して末脚が弾けた。正攻法の差す競馬で強い内容。小回りコース向きの機動力も兼備、重賞連勝のチャンスだ。
ホーエリートは前走中山牝馬S(2着)で400メートル短縮に対応できたのが収穫。引き続き同距離、立ち回りのうまさが生かせそうなのは好材料だ。上昇度ならアドマイヤマツリ。ここまでキャリア8戦4勝で7連対。前走スピカSは2番手から押し切ってオープン入りを決めた。初の重賞挑戦だが通用する下地はある。昨年、新潟記念を制したシンリョクカも侮れない。