未来のオリンピアンが誕生?!王者キングズベリーが日本の子供たちを指導 ワールド・モーグル・キャンプ
2025年4月14日(月)17時40分 スポーツニッポン
ユニクロが22年から支援している「ワールド・モーグル・キャンプ」が12日、長野県白馬村のエイブル白馬五竜で行われ、男子世界王者のミカエル・キングズベリー(カナダ)、22年北京五輪金メダルのバルテル・バルベリ(スウェーデン)、3月の世界選手権女子モーグルで銀メダルを獲得した冨高日向子(多摩大ク)ら現役トップ選手の講師が、子供34人を含む参加者49人の指導を行った。
「本物を見て、胸をときめかせ、夢に向かって印象懸命頑張る時間を持ってもらいたい」との思いからスタートした同プロジェクト。プログラムの冒頭では選手たちが華麗なこぶさばきを披露し、参加者からは歓声や拍手が沸き起こった。
続いて3組に分かれてレッスンが行われ、キングズベリーは「少し体が後傾しているから、前に重心を持っていこう」などと的確なアドバイスを送った。これには参加者も大感激。レッスンを終えた10歳の男の子は「今日指導してもらったことを、明日からの練習でも意識して、もっとうまくなりたいです」と話した。
レッスン前にはケガの影響で今回のプログラムに参加できなかった堀島行真(トヨタ自動車)がオンラインでサプライズ登場。身ぶり手ぶりを交えて技術指導を行うと、「トップの選手が考えていることや姿を学んで、今後の生活に生かしてほしいです。これからも頑張ってください」と子供たちにエールを贈った。