【中日】柳裕也が7回無失点&ボスラーが来日初タイムリー…投打かみ合い今季2度目の完封勝利
2025年4月16日(水)20時48分 スポーツ報知
7回無失点で今季初勝利を挙げた柳(カメラ・岩田 大補)
◆JERAセ・リーグ 中日2—0広島(16日・マツダスタジアム)
中日は終盤7、8回に得点し、息の詰まる投手戦を制した。先発・柳が7回4安打無失点の好投で今季初勝利。リリーフ陣もリードを守り切り、チームは今季2度目の完封勝利を挙げた。
7回2死二塁。来日1年目のボスラーが、広島・大瀬良の143キロ高め直球を右前に運んだ。来日初タイムリーで、自身3試合連続安打をマークし、「ランナーをかえすことだけ考えて打席に入った。緊迫した展開の中、1点取れてよかった」と胸をなで下ろした。
1—0の8回には、1死満塁から代打・カリステの中犠飛でさらに1点を追加。6回まで1安打と沈黙していた打線が意地を見せた。
先発・柳は、5連勝中だった広島打線を相手に、5回まで1安打4奪三振と快投。6回に先頭の会沢に左翼線への二塁打を許すなど、1死一、三塁とピンチを背負ったが、無失点に切り抜けた。96球を投げきって交代。8回はマルテ、9回は守護神・松山が無失点リレーを完成させた。