日テレ東京V 首位浮上もライバルからの勝ち点3スルリ...松田監督「悔しい引き分け」
2025年4月16日(水)19時4分 スポーツニッポン
◇WEリーグ第15節 日テレ東京V1—1三菱重工浦和 (2025年4月16日 浦和駒場)
日テレ東京Vは目前で勝ち点3がこぼれ落ちた。0—0の後半39分にFW樋渡百花が左クロスを右足で合わせて試合の均衡を破った。しかし、同アディショナルタイムに突入した試合終了間際。DF坂部幸菜が相手FW島田芽依のシュートをブロックしたものの、コースが変わり不運な形でゴールに吸い込まれた。
坂部は「チャレンジしないといけなかったが、引いた部分があった。自分のブロックも少し遅れてしまった」と肩を落とした。WEリーグ創設以降、三菱重工浦和戦は過去7試合勝利なし。ライバルからの初勝利を最後の最後で逃し、松田岳夫監督も「悔しい引き分け。優勝経験のある浦和さんの強さを改めて感じた。あと一歩の差は大きな課題」と悔しさをにじませた。
初優勝が懸かるリーグ戦は残り5試合。坂部が「緊張感、危機感を持ち、今日のような最後の最後まで分からないような試合を勝ちきれるように戦っていきたい」と言えば、松田監督は「トーナメントのつもりで1試合1試合、とにかくベストを尽くす」と言葉に力を込めた。