【体操】宮田笙子「心機一転で曲を新しく」ロス五輪に向けてリスタート

2025年4月16日(水)17時45分 スポーツニッポン

 体操の全日本総合選手権は17日から4日間、群馬・高崎アリーナで開催される。開幕を翌日に控えた16日、昨年覇者の宮田笙子(20=順大)が会場で取材に応じ、「順位は気にせず、自分の体操をやるのが一番の目標です」と語った。

 今大会は床の曲を変えるなど新構成で臨む。「心機一転で曲を新しくして初めて挑む予定です」。2曲をミックスし、後半で流す曲を自身のお気に入りをチョイス。レディー・ガガアリアナ・グランデがコラボした楽曲「Rain On Me」で、「曲や動きで伝わるものがあればいい」と願った。

 宮田は昨夏のパリ五輪代表に入ってエースとして活躍が期待されたが、大会直前に飲酒と喫煙が発覚して代表を辞退した。その後の復帰戦となった9月の国民スポーツ大会では、涙を流して自らの行動を謝罪した。そしてこの日、28年ロサンゼルス五輪を目指す方針を初めて明言。「今年というより、その先を見据えて。やっぱりロスのオリンピックを目指すってなると、毎年ずっと頑張るのは体力的にも厳しい。計画を立てて、自分のやりたい体操をしていく」と力を込めた。

 「私の演技を待ってくれた方々もいるので、その方たちのためにも笑顔で終わりたいですし、本当に楽しんでいるところを一番に見せたいです」。まずは日本一を決める舞台で、リスタートを切る。

スポーツニッポン

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