「打線が成し得る形の一例」ドジャース指揮官 3ランのスミス、4安打エドマンら打線奮起に満足顔

2025年4月16日(水)15時52分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース6—2ロッキーズ(2025年4月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースは15日(日本時間16日)、本拠でのロッキーズ戦に連勝。4カードぶりに勝ち越しを決めた。

 この日は黒人初のメジャーリーガーの功績を称える「ジャッキー・ロビンソン・デー」で、試合前には大谷らもセレモニーに参加。全球団の選手が背番号42を着用し、プレーした。

 試合は1点リードの3回にスミスの3ラン、テーラの適時打などで4点を奪ってリードを広げると、7回にはフリーマンにも適時打が飛び出し加点。投げては先発・ナックが5回途中2失点。後を継いだ救援陣が無失点でロッキーズに勝利した。

 ドジャースは「ジャッキー・ロビンソン・デー」が04年にMLBの公式記念日となって以降、これで17勝4敗となった。

 試合後、ロバーツ監督は「今日の試合は、まさに我々の打線が成し得る形の一例だ。攻撃を構築し、相手にプレッシャーを与え、最後に決定打を放つというものであった」と振り返り「ウィル(スミス)がその決定打を打ってくれたことは非常に良かった」と3ランを放ったスミスをねぎらった。

 スミスについては「打率、出塁率、打席の質のいずれも素晴らしい。捕手としての働きも素晴らしく、彼は本当に素晴らしい野球をしている」と称賛。打率・367と好調の要因について「健康が重要な側面であることは言うまでもない。他に挙げるとすれば、彼には明確なビジョンがあり、身体の状態も良好で、精神的にも安定しているということである。プレーへの意欲が高まっている点も重要である。プレーしたいという気持ちが強いということは、自信があり、身体の状態も良いことの表れである。我々はその点をうまく管理できていると感じている」と語った。

 その上で「明日(現地16日)は(スミスにとって)休養日であるため、金曜日のテキサスでの試合には万全の状態で臨めるであろう」と体調管理のため、16日(同17日)のロッキーズ戦はスミスを休養日とすることも明かした。

 また、4安打したエドマンに関しても「彼の貢献は計り知れない。バットコントロールの良さや守備の柔軟性については予想していたが、これほどの長打力を持っているとは思わなかった」と絶賛。さらに「人となりを知れば知るほど、好感を持てる選手である。スター選手たちの陰に隠れがちではあるが、彼のように日々コンスタントに出場し、全力を尽くす姿勢はチーム内で高く評価されている」と賛辞を惜しまなかった。

 この日はテーラーにも今季初タイムリーが飛び出し「起用に応じてすぐに準備ができていた点が評価できる。センターでの守備では素晴らしいプレーを見せ、投手の球数を節約し、イニングを締めてくれた」と3回に見せた好守に触れ「また、大きなヒットも放ってくれた。彼は我々のチームで幾度も大事な場面で活躍してきた選手であり、ラインアップに入れればしっかり結果を出してくれる存在である」とねぎらった。

スポーツニッポン

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