日韓戦消滅の裏で…日本代表、6月に南米勢と激突へ。中米勢との対戦決定も

2023年4月17日(月)4時0分 FOOTBALL TRIBE

日本代表 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今年6月に韓国代表と対戦する可能性が報じられていたが、韓国側がこれを否定。日本国内で韓国戦消滅に対する喜びの声が上がる中、南米勢と対戦する可能性が海外で報じられている。


 日本代表は今年6月にキリンチャレンジカップ2試合を予定。15日に豊田スタジアムで行うほか、20日にはパナソニックスタジアム吹田で開催される。また韓国メディア『フットボリスト』は今月12日に「三笘薫とソン・フンミンが直接対決?6月に日韓戦開催で交渉か」とし、日韓戦開催の可能性を報じていた。


 しかし同日に韓国紙『中央日報』は大韓サッカー協会(KFA)関係者の話として「国際親善試合の準備をする過程で、協会内の実務担当者が日本サッカー協会(JFA)関係者との話で、『双方ともに適切な対戦相手が現れなければ、我々同士でやってみたらどうか』と言った。ごく軽い内容だったが、メディアを通じて膨らんでしまった」


 「日韓戦の必要性には共感するが、実現するためのプロセスは決して簡単ではない。日韓戦が今年6月に行われる場合、開催地の合意が必要だ。両国は6月の2試合をそれぞれの国で行う予定である」と、日韓戦が行われないとの見通しを示している。


 さらに日本国内では日韓戦消滅の報道をうけて、ネット上で「日韓戦はやらなくていいと思う」、「韓国と親善試合してもチームの強化に繋がらない」、「韓国代表と試合すれば、怪我人出る可能性あったから安心した」、「アジア勢と試合するメリットは小さい」と前向きな意見が多く上がっていた。


 そんな中、ペルー紙『リベロ』は今月15日に「ペルー代表は今年6月にアジアで2つの親善試合を行う。対戦相手は日本と韓国だ」とリポート。これによると、ペルー代表のフアン・レイノソ監督はペルーサッカー連盟(FPF)に対して東アジア勢2か国とのマッチメイクを要望。すでにFPFは日本、韓国とのマッチメイク実現にむけて動いているという。


 ペルー代表は日本代表と過去に5度対戦し、1勝2分2敗。直近では2011年6月1日のキリンチャレンジカップで顔を合わせており、0-0の引き分けに終わっている。また2018年には36年ぶりにFIFAワールドカップ本大会出場。現在はFWジャンルカ・ラパドゥーラやMFレナト・タピアらを擁する。


 さらにエルサルバドルメディア『エル・グラフィコ』の報道によると、エルサルバドル代表のウーゴ・ペレス監督が日本、韓国との対戦決定間近であることを明言。エルサルバドルサッカー連盟は今週中にも両国代表とのマッチメイクを公式発表する見通しだという。


 エルサルバドル代表は2019年9月6日のキリンチャレンジカップで日本代表と初めて対戦し、0-2と敗北。今回のマッチメイクで2度目の顔合わせとなる。また1982年を最後にW杯本大会出場はない。

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