ソアレスが思う甲府の印象「ブラジル人が好き」「僕がくつろぐために…」
2025年4月17日(木)11時45分 FOOTBALL TRIBE

ブラジル人MFヴァウ・ソアレスは2025年4月にヴァンフォーレ甲府へ移籍。4月19日に明治安田J2リーグ第10節のV・ファーレン長崎戦を控えるなか、新天地の印象や日本でプレーする意味を語っている。
ブラジルメディア『ge』で16日に掲載されたインタビュー記事によると、ソアレスは「日本での最初の数日間、僕のことをとても温かく迎え入れてくれたよ。何しろブラジル人選手が好きなクラブだからね」とコメント。「甲府は僕がくつろぐために必要なすべてのサポートをしてくれた。(ヘナト・アウグストなど)ブラジル出身の選手もいるし、彼らは僕が日本の環境に慣れるための助けになる存在だよ」と、感謝の思いを述べたという。
また、同選手は自身初のJリーグ挑戦について「日本での経験は実りあるものになると確信している」と前向きに捉えている模様。「日本文化は僕がこれまで慣れ親しんできたものとは全然違うから、ひとりの選手としてもそうだし、ひとりに人間として成長できると思う。デビューに向けての準備はできていると思うし、チームの巻き返しに貢献したいね」と意気込みを語った。
現在28歳のソアレスは、コリチーバなどブラジル国内複数クラブに在籍したほか、ポルトガルでのプレー経験も持っている守備的ミッドフィルダー。2025年1月にマリティモからECヴィトーリアへ移籍したが、ECヴィトーリアでは出場機会に恵まれず、3月下旬に契約解除により退団していた。
甲府で即戦力として期待されているソアレス。異文化での新たな挑戦に積極的であり、ピッチ内外での学習に意欲を覗かせているだけに、同選手の成功を願う日本のサッカーファンは多いはずだ。