マンU指揮官、GKオナナの先発復帰を明言「精神的な管理も必要だった」
2025年4月17日(木)11時26分 サッカーキング
先発復帰が明言されたGKオナナ [写真]=Getty Images
オナナは10日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ファーストレグ戦前に「ユナイテッドはフランスのクラブ、リヨンよりもはるかに優れている」と発言したことにより、対戦前には元マンチェスター・ユナイテッドの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチから「マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のGKの一人」と酷評される事態となっていた。
そんななかで迎えたファーストレグはオナナのミスもあり、2−2のドローで終えると、13日に行われたプレミアリーグ第32節のニューカッスル戦(●1−4)では今季初めてプレミアリーグでの先発を外され、代わりにトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥルが起用されていた。
今後の起用法について注目が集まっているなか、17日にホームで行われるEL準々決勝セカンドレグのリヨン戦の前日会見でアモリム監督が、オナナを招集して起用することを明言した。
「監督であり、元選手である私はまず初めにこのような状況にある選手を助けることができるように努めている。選手の身体的な管理について話すことはあるが、精神的な管理も必要だ。ある週末はアンドレ・オナナがプレーしない方が良かったと感じ、アルタイがプレーするのは良いことだと思った。明日は彼(オナナ)がプレーするよ」
「この決断をした時、アンドレとは話をした。選手に私の考えを理解してもらうために、説明することが私にとっては重要だった。選手が言っていることと、私が理解していることが違うこともあるし、監督としての私の感覚が、選手の言うことよりも決定を左右することがある」
「選手たちは本当に自信を示すのが好きで、私はそうでないこともある。だから、選手たちとは話し合いをするけど、最終的には私が決めることだ」