【巨人】開幕から阪神戦4連敗は22年ぶりの屈辱…先発・赤星優志は佐藤輝明に3ラン被弾など4失点
2025年4月25日(金)20時44分 スポーツ報知
5回、選手交代を告げる阿部慎之助監督(カメラ・小林 泰斗)
◆JERA セ・リーグ 阪神4—1巨人(25日・甲子園)
巨人の阪神戦連敗が「4」に伸びた。赤星優志投手が3勝目を目指して先発したが、佐藤輝明内野手に痛恨の3ラン本塁打を打たれるなど、3回4失点(自責3)で降板。打線は阪神の先発・村上頌樹投手から6回に1点を奪ったが要所を抑えられた。開幕から阪神に4連敗するのは2003年の5連敗以来(この年は引き分けた後に5連敗)22年ぶりの屈辱となった。
赤星は1回1死から中野拓夢内野手に右前打、森下翔太外野手の中前打で中野が三進し、いきなり1死一、三塁のピンチを迎え、4番・佐藤輝明内野手はフォークボールで空振り三振に打ち取ったが、大山悠輔内野手には右前タイムリーを打たれ、1点を失い、右翼・キャベッジ外野手の失策で走者が進み、2死二、三塁とされたが、前川右京外野手は左飛に抑え、追加点は許さなかった。
巨人は3回2死から赤星がチーム初安打となる右前打で出塁。泉口友汰内野手が左前打でつなぎ一、二塁と得点圏に走者を進め、若林楽人外野手の三塁へのゴロが内野安打となり2死満塁とチャンスを広げたが、吉川尚輝内野手は中飛に打ち取られ無得点に終わった。
赤星が3回に3点を追加された。先頭の近本光司外野手が一塁に入った大城卓三捕手の失策で出塁。中野の送りバントは二塁封殺で1死一塁となったが、森下翔太外野手に中前打され一、二塁となったところで、佐藤輝にバックスクリーンの左に8号3ランをたたき込まれ、痛い3点を追加されリードを4点に広げられた。
赤星は次の4回は3者凡退に抑えたが、5回の打席で代打を送られ、4回6安打4失点(自責3)で降板となった。
4点を追う巨人は6回にようやく1点を返した。先頭の若林が中越え二塁打で出塁し、吉川の二ゴロで三進。岡本和真内野手の三ゴロで若林が生還し1点を返した。
投手陣は2番手以降の横川凱投手、西舘勇陽投手、ケラー投手が無失点のリリーフをみせたが、打線は8回に村上から泉口の内野安打で走者を出すも無得点。9回は守護神・岩崎優投手に失策で先頭打者を出したものの、大城卓が併殺打に倒れるなど反撃できず敗れた。