【巨人】今季初登板のグリフィンが2回1失点「リードを保ったまま後続に託せなかったのは責任を感じる」
2025年4月26日(土)18時54分 スポーツ報知
今季初登板したグリフィン(カメラ・岩田 大補)
◆JERA セ・リーグ 阪神6—2巨人(26日・甲子園)
巨人のフォスター・グリフィン投手が阪神戦で2番手で登板。2回34球を投げて、2安打1失点だった。「ちょっと最初は、さびついたような、ぎくしゃくしたような、先発じゃなくて途中からいくってことでなかなか合わないところがあって、ただその2イニング目はさびもきれいに取れて、自分のやりたいことができた」と振り返った。
2—1の5回に2番手でマウンドへ。先頭・前川を148キロ直球で見逃し三振。続く坂本には四球。8番・小幡に投前犠打で、2死二塁で代打・渡辺に同点の中前適時打を浴びた。
6回はこの回の先頭・森下を3球で空振り三振。4番・佐藤輝を見逃し三振。大山を三ゴロに打ち取って3者凡退とした。7回の攻撃で代打を送られて降板となった。
来日3年目の助っ人左腕は当初ローテ入りが内定していたが、開幕直前に発熱して戦線を離脱。代わって赤星優志投手が先発ローテ入りした。体調回復後は5日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)で実戦復帰し、3回3安打無失点。しかし、イニングを多く投げていないことなどを考慮し、1軍の登板がないまま調整を重ねていた。
グリフィンは「ああいう展開で投げるのは責任を重々感じていて、それでリードを保ったまま後続に託せなかったのは責任を感じているけども負けちゃったことは受け入れてこの先に目を向けるしかない」と反省しつつ「今後は先発かどうかもわからないですけど、先発だった場合は最初から頭から2イニング目にいけたような、あの状態でいきたい。阿部監督から与えられた役割、どの役割であってもそれに応じる、対応する自信はある」と語った。