最高5Kから一気に12K 巨人26歳左腕の奪三振力を開眼させた杉内コーチのつぶやき

2025年4月28日(月)6時30分 スポーツ報知

力投する又木鉄平(カメラ・今成 良輔)

◆イースタン・リーグ 巨人3—1日本ハム(27日・Gタウン)

 巨人の又木鉄平投手(26)が27日、イースタン・日本ハム戦(Gタウン)に先発し、プロ入り後最長の8回1/3を5安打1失点、自己最多となる12奪三振の快投を見せた。9回1死一塁から適時二塁打を許して完封、完投こそ逃したものの「9回に初めていって、ペース配分だったり気づくことがあった」と113球の熱投を振り返った。

 つぶやきが耳に残っていた。先日、杉内投手チーフコーチが2軍練習を視察。何げない会話の中で「三振がもっとほしいね」と指摘を受けた。ファーム開幕から5度先発し、1試合5奪三振が最多だった中で「自分を見てくれている。とにかく三振を取ることをテーマに置きました」。140キロ台後半の直球、切れ味鋭いスライダーを軸に5回無死から5者連続三振を奪うなど、宿題に“満点快投”で応えた。

 1軍は5月の31日間で26試合をこなす超過密日程。結果を残し続ければ、チャンスが巡ってくる可能性は十分だ。「今日だけにならないように、これを最低ラインとして。甘い世界じゃないので、継続してできるかを大事にしたい」と誓った。(内田 拓希)

スポーツ報知

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