「素晴らしい反応ですね」阪神、怒涛の6連勝!レジェンドOB鳥谷氏も絶賛した「超ファインプレー」「勝敗を分けた8回のシーン」

2025年4月26日(土)19時4分 ココカラネクスト

小幡は緊迫した場面に好守でチームを救った(C)産経新聞社

 阪神は26日の巨人戦(甲子園)に6ー2と勝利。今季最長の6連勝を飾った。巨人に開幕から5連勝は1948年以来77年ぶりの快記録となった。

【動画】これぞ、プロ!阪神小幡がキャベッジの打球を横っ飛びのファインプレー

 勝敗を分けたのは8回の攻防が大きかった。

 2−2で迎えた8回表の巨人の攻撃。一死満塁のピンチを迎えるも、ここでトレイ・キャベッジの痛烈な打球を前進守備を敷いていた遊撃を守る小幡竜平が横っとびで捕球する超ファインプレーが飛び出す。

 これにはBS日テレで中継解説を務めていた、レジェンドOBの鳥谷敬氏も「素晴らしい反応ですね、前進守備なので距離も近いし、ボールが逃げていく感じなので難しい」と小幡の技術の高さにうなった。さらに続く二死満塁の場面では代打の大城卓三を及川雅貴が遊ゴロに打ち取り、反撃の芽をつぶす。

 するとその裏、阪神の攻撃では一死一、二塁から5番、大山悠輔の左翼線への適時打で勝ち越しに成功。なおも一死満塁の好機に坂本誠志郎が左越え2点適時二塁打、8回表に守備でファインプレーを見せた小幡の中犠飛も出て、一挙4得点の猛攻で巨人を突き放した。

 大山はこの日が通算1000試合出場と節目の日。5回終了時には記念のボードを渡されたが、記念日にしっかり結果を残し、試合後はお立ち台で自分だけではなく、ほかの選手の働きも大きかったとして「このお立ち台も僕だけじゃなく、チーム全員で上がりたいぐらいだった」と胸を張った。

 特に緊迫した試合内容の中で好守を見せた、遊撃手、小幡のプレーにはファンの間からも「今日は小幡さんのプレー」「あれがなければ、わからなかった」「間違いなく今日一番のヒーロー」など称賛の声が高まっている。
 
 これで対巨人には開幕から5連勝と勢いが止まらない。巨人・阿部監督も「明日は総力戦」と明言する中、27日の阪神先発はドラ1左腕の伊原陵人。安定感あるピッチングが持ち味の強心臓ルーキーが巨人打線にどう挑んでいくのか、伝統の一戦がシーズン序盤から熱く盛り上がっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「阪神」をもっと詳しく

「阪神」のニュース

「阪神」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ